支援級の親御さん方の間では、
将来を案ずるあまりの【ネガティブな噂】が飛び交う事があります。
「中学も支援級だと普通の高校は行けない。そうなると、一生【障害者】というレッテルを貼られて生きていくしかない！」というものです。
「将来、一般就労して自立させる為には、何がなんでも中学は普通級に入れないと！」とお母さん方、焦ります。
私は
「必ずしもそうではないみたいだよ。
中学の支援級でも、公立の高校に行ける子も居るし、一般就労出来た子も居るらしいよ」と話すのですが、
何故か支援級の親御さん方は心配性で
「え～？でも…」とネガティブで、オロオロ
となってしまうのです。
みんな、落ち着いてけれ～
そこで、私は昨日、発達障害の子の進学や就労についての話を聞きに行ってまいりました。
主催は、地元の障害福祉センターで
中学の支援級に携わって40年の大ベテラン先生と、
支援級出身で、現在は社会人になったお子さんを持つ親御さん2人が
お話をしてくれました。
話を聞きに集まった人は、ざっくり見積もっても50人は下りません。
関心の高さがうかがえます。
さて、実際のお話です。
最初は特別支援学校への進学についてのお話でした。
支援学校への進学希望者は年々増加しており、
新たに支援学校を建てる提案も行っているが、なかなか進まないとのこと。
支援学校へ進学出来るのは、療育手帳の度合いから順に決まっていきます。
まず、A判定の人。
これは抽選がなく、そのまま入る事が出来る。
次に残る枠をB判定のB1、そして残りの人数枠をB2の人達の間で抽選になる。
手帳を持たない子だと、極めて狭き門だとのこと。
選考ではなく、あくまでも抽選で
成績の良い子から入れる訳ではなく
「本当に抽選です」とのこと。
さて普通高校への進学は、
当たり前ですが普通に受験する必要があります。
そして中学の成績が必要です。
だから支援級に所属していようとも、
全ての教科について成績がついていれば、受験が可能なのです。
全ての教科…つまり、
国語、数学、理科、社会、英語、
その他、体育も図工も音楽も家庭科も
中2以降、全ての教科の成績がついている事が条件です。
但し、入学後に勉強についていけるかどうかも考慮する必要がありますね。
お勉強に付いて行けず、留年などになったら、
これも大変なことです。
また、これはレアなケースですが
特別な別枠で
帰国子女など中学の成績の無い子を選考する為の枠があり
筆記試験のほか、書類上の審査や面接で、進学出来る場合も有るとのこと。
その枠で進学できた事例も過去には有るとのこと。
但し、とても厳しい審査だそうです。
また、普通高校ではなく
サポート校という進学先もあります。
サポート校だと、手厚い指導を受けられて高校卒業資格も得られます。
サポート校によっては、コースがいくつか有って
お勉強はゆったりコースと
しっかりお勉強コースとか、大学に通いたい子に向けてのサポートも有るそうです。
しかしサポート校は、お値段が高く
3年間で最低でも300万円はかかるので
支援級の親御さん方が
「出来れば普通高校に」と願うのは、ここにも理由が有るのです。
また体験談をお話し下さった
お二人のお母さん方のお話も大変参考になりました。
どこの学校に進学させるか、あちこち足を使って実際に見て選んだそうです。
就職先だって、学校からの紹介の就職先だけでなく
インターネットなどを使って連日夜中まで検索しまくって探した就職先だそうです。
お話を聞いていると、定型発達のお子さんのように、子どもの意思に任せるだけではなく、親もガッツリ関わらないとうまくいかないなと感じます。
お話をして下さったお二人共、
子どもさんのイジメや不登校というツラい時代を乗り越え、
お子さんの特性と向き合い、
中学の支援級、サポート校、
ようやく就労と、苦労の連続で
話しながら涙ぐむ場面も有りました。
これは私の考えですが、
お子さんと相談した結果
「普通級で頑張ってみようかな！」と前向きな気持ちで普通級に行くのは
子どもの頑張りと成長の結果で、素晴らしい事だと思うんです。
しかし、
「中学からは何がなんでも普通級じゃないとダメ」とムリを強いる形での普通級は、
本人にとって、つらい事になるんじゃないかなと思います。
中学の支援級に行くことは、ダメな事じゃない。
聞いてきた話を支援級の親御さん達にも共有したいけど、うまく伝わるかどうかが心配な所です。
さて、まずは息子に聞いてきた話を伝えたところ
「あ～、分かった分かった。任せてよ。俺、中学に入ったら、全部の教科、普通級で受けるから」とゲームをしながら答えやがる息子
コイツ本当に大丈夫か。
美容医療のヒアルロン酸注入のような
”注入医療”を手軽にホームケアで。
ぜひ一度、年齢を重ねた大人の肌に最先端のエイジングケアをお試しください♪
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私は
「必ずしもそうではないみたいだよ。
中学の支援級でも、公立の高校に行ける子も居るし、一般就労出来た子も居るらしいよ」と話すのですが、
何故か支援級の親御さん方は心配性で
「え～？でも…」とネガティブで、オロオロ
となってしまうのです。みんな、落ち着いてけれ～
そこで、私は昨日、発達障害の子の進学や就労についての話を聞きに行ってまいりました。
主催は、地元の障害福祉センターで
中学の支援級に携わって40年の大ベテラン先生と、
支援級出身で、現在は社会人になったお子さんを持つ親御さん2人が
お話をしてくれました。
話を聞きに集まった人は、ざっくり見積もっても50人は下りません。
関心の高さがうかがえます。
さて、実際のお話です。
最初は特別支援学校への進学についてのお話でした。
支援学校への進学希望者は年々増加しており、
新たに支援学校を建てる提案も行っているが、なかなか進まないとのこと。
支援学校へ進学出来るのは、療育手帳の度合いから順に決まっていきます。
まず、A判定の人。
これは抽選がなく、そのまま入る事が出来る。
次に残る枠をB判定のB1、そして残りの人数枠をB2の人達の間で抽選になる。
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当たり前ですが普通に受験する必要があります。
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全ての教科…つまり、
国語、数学、理科、社会、英語、
その他、体育も図工も音楽も家庭科も
中2以降、全ての教科の成績がついている事が条件です。
但し、入学後に勉強についていけるかどうかも考慮する必要がありますね。
お勉強に付いて行けず、留年などになったら、
これも大変なことです。
また、これはレアなケースですが
特別な別枠で
帰国子女など中学の成績の無い子を選考する為の枠があり
筆記試験のほか、書類上の審査や面接で、進学出来る場合も有るとのこと。
その枠で進学できた事例も過去には有るとのこと。
但し、とても厳しい審査だそうです。
また、普通高校ではなく
サポート校という進学先もあります。
サポート校だと、手厚い指導を受けられて高校卒業資格も得られます。
サポート校によっては、コースがいくつか有って
お勉強はゆったりコースと
しっかりお勉強コースとか、大学に通いたい子に向けてのサポートも有るそうです。
しかしサポート校は、お値段が高く
3年間で最低でも300万円はかかるので
支援級の親御さん方が
「出来れば普通高校に」と願うのは、ここにも理由が有るのです。
また体験談をお話し下さった
お二人のお母さん方のお話も大変参考になりました。
どこの学校に進学させるか、あちこち足を使って実際に見て選んだそうです。
就職先だって、学校からの紹介の就職先だけでなく
インターネットなどを使って連日夜中まで検索しまくって探した就職先だそうです。
お話を聞いていると、定型発達のお子さんのように、子どもの意思に任せるだけではなく、親もガッツリ関わらないとうまくいかないなと感じます。
お話をして下さったお二人共、
子どもさんのイジメや不登校というツラい時代を乗り越え、
お子さんの特性と向き合い、
中学の支援級、サポート校、
ようやく就労と、苦労の連続で
話しながら涙ぐむ場面も有りました。
これは私の考えですが、
お子さんと相談した結果
「普通級で頑張ってみようかな！」と前向きな気持ちで普通級に行くのは
子どもの頑張りと成長の結果で、素晴らしい事だと思うんです。
しかし、
「中学からは何がなんでも普通級じゃないとダメ」とムリを強いる形での普通級は、
本人にとって、つらい事になるんじゃないかなと思います。
中学の支援級に行くことは、ダメな事じゃない。
聞いてきた話を支援級の親御さん達にも共有したいけど、うまく伝わるかどうかが心配な所です。
さて、まずは息子に聞いてきた話を伝えたところ
「あ～、分かった分かった。任せてよ。俺、中学に入ったら、全部の教科、普通級で受けるから」とゲームをしながら答えやがる息子
コイツ本当に大丈夫か。
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