私の住んでいる地域は平均年齢が高く

古くから住んでいるお年寄り達に強い発言権が有ります。

 

昨日はそんなお年寄り達の判断で

雨にも関わらず夏祭りが決行されました。

明日か明後日に延期すればいいものをアホですわ。

 

 

この地域では「出店は子ども会の役割」と決まっていて、

お年寄り達はテントの下で座って飲み会をおっぱじめるのが恒例です。

命短いお年寄り達は、1日も早く飲み会をしたくて仕方ないのですね(やべ。猛毒)

 

夏祭りでは、子ども会の親達が出店をやり、5〜6年生は出店の手伝いをやらねばなりません。そういう決まりです。

 

さあ、不安感の強い息子は動揺した!

何日も前から予告していたにも関わらず

「出店なんて俺には出来ない」「やりたくない」「怖い」「俺は障害者だ(なんだ、この言い訳は)」等、朝からグズグズです。

「うるせえな〜。雨だから、どうせ延期だよ」とテキトーな事を言っていたら

お年寄りが当たり前のように公園に集まり、提灯に灯りをつけ、音楽を流し始めたから、あ〜らビックリ。

 

 

ところが、この雨が息子にとって好都合でした。

雨で客足が伸びず、息子は焦る事なく「ポップコーン販売」の仕事をこなす事が出来たのです。

ポンポン!と出来上がったポップコーンに塩を振りかけると

息子が全体をザーーーッと掻き回して、

それを袋に入れて行きます。

手つきも良くて、なんかプロみたいだよ息子。

 

途中からは息子の悪友も加わり、

息子と悪友、悪そうな男子2人でポップコーンを担当。

 

どう見ても、ちっこいテキ屋のオッサンですわ。

 

午前中は散々グズっていたのに、最後まで楽しく業務をこなし

達成感のある息子でした。

 

雨の中子ども達は寒がるし、ぬかるみに足を取られて泥の中転倒する子も居て、

どう考えても延期すべきだったのでは?と思うようなお祭りでしたが

息子にとっては、ゆったりと作業が出来て好都合なのでした。