旦那の部屋はゴミ屋敷です。

旦那は掃除しないどころか

アルミサッシも閉めっぱなし。

風通しが全く無く、ジメジメした中で1日の大半を過ごしています。

 

旦那がアパートに、自分専用の部屋を持ち始めたのは

息子が生まれた頃でした。

赤ちゃんの泣き声がうるさいのと、自分の世界を守る為に

義母にねだって自分の部屋を持ったのです。

 

旦那は大はしゃぎで

「自分の城を持つんだ」と張り切りました。

 

旦那は普通に1人暮らしの経験は有りますが

ワンルームの1人暮らしは、誰もが雑多な部屋になりがちです。

 

しかし生活の部屋とは別に自分の部屋が有れば

生活感の無い、自分だけの城にする事が可能です。

炊事も洗濯も、この部屋でする必要ないんだから。

 

旦那は「ホテルの部屋みたいにしたい」「自分の趣味の物をセンス良くディスプレイしたい」とハイになりました。

 

旦那はFRANCfranc(フランフラン)というお店が大好きです。

旦那はそのお店で

ソファ、

本棚、

背の高いディスプレイラックなどを次々購入しました。

そして大きな大きなデスク!

旦那は「仕事の出来る人は、大きなデスクを使っている」と思い込んでいるのです。

そして部屋全体をホテルのような清潔感ある落ち着いた雰囲気にする為に、全て白やスケルトンで統一しました。

(↑イメージです)

 

購入時は私も店舗まで付き合ったのですが

旦那は自分の部屋のサイズも確認せず、ドデカい家具を購入しようとしたので

思わず「待った」をかけました。

私は事前に部屋のサイズを測っておいたので

「部屋の間口はコレくらい。この家具のサイズだと入らないよ」と伝えました。

 

「え?大丈夫だろ」と抵抗して購入しようとする旦那。

 

「いやいや、こんな大きな物、部屋に入らないよ」と優しく諭し

間口にギリギリ入る、少し小さめの家具にさせました。

 

案の定、その小さめサイズでも、

配送業者さんが搬入に苦心した程、旦那は大きな家具を購入したのです。

全く、危ない危ない…。

 

旦那は、全てが新しい自分の城にご満悦でした。

 

あれから10年超…

旦那の城がどうなったかと言うと

テレビに出て来るゴミ屋敷そのものです。

 

可哀想なFRANCfranc泣き2汗

 

ある時、旦那が一念発起して掃除を始めたのですが

掃除をしたその日の夜、旦那は熱を出して寝込んでしまいました。

恐らく、埃とカビでやられたのでしょう。

 

なぜ掃除の時に窓を開けない?

なぜマスクをしない?

 

旦那は

「窓を開けるのは嫌い」

「マスクは苦しいから嫌い」との事。

 

旦那は「掃除をしたら病気になっちゃうよ」

またまた掃除をしなくなりました。

 

それからまた年月を経て

再度旦那が「掃除をしようかな」と重たーい腰を上げました。

 

私は、前のように熱を出してはいけないと思い、マスクを買って来ました。

旦那の顔のサイズに合うように、出来るだけ大きなマスクです。

そして「窓を開けて掃除するんだよ」と伝えました。

 

しかし、旦那の部屋の窓は開いていません。(なんでだよ!)

マスクはしたようです。

 

旦那は、その日の夜も熱を出して寝込みました。

 

掃除の度に熱を出す。

一体旦那の部屋には、どんなウイルスが潜んでいるのだ!!

↓ガスマスクじゃないとムリなのかも。

こんなに大変な思いをして掃除し、旦那の部屋が少しは片付いたかというと

全く変わっていません。

 

旦那にとって掃除とは、昔の思い出の品を出して、しげしげと眺めて

また仕舞い込むだけ。

 

ムカムカゴミを出し入れしとるだけかーいっ怒!!