土曜は息子と2人で、神奈川県 全公立展へ行って参りました。
初夏のすがすがしい暑さの中、横浜からはシーバスという船に乗ってみなとみらいに向かいます。
電車よりも料金は高いけれど、景色と風を楽しみながら移動する事が出来ます。
会場となるパシフィコ横浜も、船着き場からすぐです。
ところが、行ってみてビックリ!!
想像を超える、すごーい行列!!
こんなに並ぶとは知らなんだ。
しかもギラギラ輝く太陽のもとで、じーっと待たねばなりません。
「並ぶ前に冷たいお水を買っておくんだった」と後悔しきり。
定型発達の子なら、親が列に並んでいる間に、ピューッと自販機まで走って買って来る事が出来ますが、不安感の強い息子はそれが出来ません。
行列や待ち時間の苦手な息子は、一気に気分が落ち込みグズグズ言い出します。
周囲は中学生ばかりで、グズグズ文句を言う子など1人も居ません。
かなりヤバい雰囲気です。
それでも、途中「並ぶのやめる?」「今年はやめとく?」と聞いても
「頑張る」と答えます。
並びながらグズグズ言われるのは辛いですが、グズグズ言う事でストレスを逃がしているのです。
長い長い行列の末、ようやく中に入る事が出来、地元の高校が集まるゾーンに向かいます。
各ブースには、在校生と先生が待ち構えており、質問すれば答えてくれる形式で色々な学校の特色を知る事が出来ます。
そんな多くの高校がズラリと並ぶ中、息子が興味を持ったのはN高校です。
N高校は国際教育に力を入れており、他国との交換留学や語学・国際理解の授業が盛んです。
何故か、そこに興味を持ち、ブースから離れない息子。
そして学校アピールに熱心で、食らい付きの激しい在校生。
なんて熱い在校生なんだ
息子は学校を気に入ったのか、熱い在校生を気に入ったのか
「俺、N高校に行きたいな」と言いだしました。
目標を持つのはとても良い事なんだけど
偏差値55の公立校。
どうよ。希望持てると思います
息子は、支援級在籍で、全ての交流級での授業を受ける事が出来ていません。
公立高校へ行くには、まずは中学で全ての授業を交流級で受け、皆と一緒にテストを受けなければなりません。
しかもテストの結果だけではダメですよね。
提出物も授業態度も内申書を左右します。
私は息子の進学先への拘りは有りません。
息子の将来に繋がるなら、何でも良いんです。
何も公立でなくても、私立でもサポート校でも、夜間でも通信でも。
それでも息子がN校にどうしても行きたいなら、頑張ってみれば良いけどさ
頑張りたいなら応援するけどさ
応援していいのかね、これ
さて、会場を出た後に食事をしようとしたけれど、どの店も激混みでまあ大変!
せっかくBubby'sでエッグベネディクトとパイを食べたいと思っていたのに
一段と長い行列が出来ていたので諦めて
鶏三和で親子丼を食べました。
名古屋コーチン親子丼、とってもおいしゅうございました