旦那は時折恥ずかしい発言をします。
私は旦那の失言で何度か恥じをかいているので
出掛ける前などは旦那に「人の事をうかつに批判しない方がいいよ」と注意をする事があります。
ところが旦那は自覚がないから、全く旦那の心に刺さりません。
最も恥ずかしかった出来事は、息子の保育園年中の頃のお遊戯会でのことです。
息子は暴れん坊のトラブルメーカーで
息子の事を白い目で見ている人も大勢居るという事が前提です。
保育園年長さんの出し物は、音楽劇で、なかなかしっかりとした内容です。
それを見ながら旦那は
「来年は息子が主役だな」と言い出したのです。
いつもは蚊の鳴くような声の旦那、何故かこういう時だけ声デカい。
私は周りを気にして
「何、言ってるのよ。息子は泣いたり暴れたりするから、主役なんて出来る訳無いじゃん」と旦那を止めようとしました。
すると旦那はますます大きな声で
「いやあ、息子が一番主役タイプだろ!」と言うのです。
保育園では周りは顔見知りばかりです。
誰もが私の事も息子の事も知っています。
障害が有って、いつもいつも問題を起こしている事も当然みんな知っています。
そんな中「来年はうちの息子が主役だ!」と主張する旦那。
すごい恥さらしです。
それだけではありません。
「あの悪役、意地悪な●●君にピッタリだな」と
なんと他の子どもさんの悪口とも取れる発言までし始めたのです。
さすがにヤバいと思い
「そんな事言うもんじゃないよ」と止めようとしましたが
旦那は「なんだよ」と睨みつけ、
「来年の主役は息子、悪役は●●君」という発言をやめません。
これは私の推理ですが
旦那は「子どもを愛している良い親」を周りにアピールしているのだと思います。
本人は「微笑ましい親バカ」のつもりなのでしょう。
しかし残念ながら、周りが微笑ましい気持ちになっていないのは明らかです。
この件は家に帰ってからも諭しましたが
旦那には伝わりませんでした。
結局その後息子は、度重なるトラブルで保育園から退園を勧告され
年長さんのお遊戯会に出る事無く、保育園を去る事になってしまいました。
また、私が息子の暴力・暴言で病んでいた時
相手様や保育園にどう謝罪しようかと悩んでいると
旦那が言いました。
「障害なんだから仕方ないだろう。
発達障がいだから仕方ないという事を、相手に理解して貰わなきゃ。
それを理解しないなら、相手が馬鹿だ」
ダメだこりゃ