旦那は週の半分くらいは、一日中外出せず在宅しています。
外出する予定が無い時は、好きなだけ寝て、好きな時に起きてきます。
昨日も旦那は寝ていましたが、朝10時頃に旦那の携帯電話が鳴り出しました。
仕事関連の電話です。
しかし旦那は起きません。
仕方なく私が電話を旦那が寝ている所まで持って行き、渡します。
旦那は起きるなり「ビックリした…」と私を睨みつけ、渋々電話に出ます。
世の中はもうすっかり始まっているのに、寝ぼけ声で「ふぁい」と電話に出る旦那。
暫くすると旦那は電話の向こうに「あー、それは…すみません、すみません」と謝り出しました。
多分また、仕事でチョンボが有ったのでしょうね。
そして、電話が終わって、起きるのかな~っと思いきや、またまた布団に潜り込みます。
ああ、また寝て、気の向くままにゴソゴソと起きて、食べる物を求めて台所にくるんだ。
そう思うと私は居ても立ってもいられなくなります。
“旦那の居ない場所に行きたい”
私はママチャリをかっ飛ばして、遠くの街まで走ります。
私の事を誰も知らない場所に行きたい…
誰にも会いたくない…
都会の街の中で多くの人に紛れていたい…
午後からは子供の用事で学校に行かなければならない。
でも少しでも旦那の居る、あの家を離れていたい。
本屋で時間を潰し、軽食を食べていると
理由も無く涙があふれて来ます。
今、離婚を切り出さず家族ごっこの形をとっているのは
息子の為だけです。
「父親を取り上げたくない」とかの理由ではなく、
今住んでいる家から離れたくないし、学校も療育も良い先生に恵まれているので、この環境を手放したくないのです。
せめてもう少し子供が成長すれば、引越も環境の変化も耐えられるはず。
もう少しだけ頑張ろう。
一日一日、乗り越えて行こう。