コロナ鬱になりそうな時にオススメの一冊 | ライター・カサンド蘭子のモヤモヤエッセイ「人生紙一重」

ライター・カサンド蘭子のモヤモヤエッセイ「人生紙一重」

子育て(保育園・幼稚園・小学校)、発達障害、虐待、性教育、夫婦問題、高齢出産、女性の働き方、ワーママ、パワハラ、更年期障害、パニック障害、アルコール依存、カサンドラ症候群、ポケモン離婚・・・さまざまなモヤモヤポイントをピックアップします。



 

ゆるゆるやってるFacebookの

ブックカバーチャレンジ。

今日はコレ!
 

落ち込んだ時にオススメの一冊です。

 

写真集のような本で、

文字少なめで読みやすい。

 

1ページに1行程度の
日本語と英語が書かれています。

 

約100ページからなる全てのページに
大きめの動物写真がドーンと並び、
写真の下に1行程度のフレーズが

入っている。

 

1写真に対して1話完結ではなく
ストーリーとして全てが繋がっています。

 

シマウマ、ブタ、犬、猫、イルカ、アザラシ、
シロクマ、ライオン、サイ、カエル、ペンギン、
チンパンジーにペリカン・・・

 

動物なのだから、当然、俳優さんのように
ストーリーありきで表情を撮影したわけでは
ないだろう。

 

だが、書かれている文章を示すような
表情・仕草・ポーズをしている動物を使い、

最終的にストーリーとして成り立っている。

 

膨大な量の写真の中からこのストーリーに
合う写真を選んだのか、

 

はたまた膨大な写真を何度も何度も
パズルのように並べ変えて、
写真に合うストーリーを作ったのか?

 

これ、人間がつくった狙った表情の写真
だったら、腹の底が見えていやらしい。


でも動物だから生々しくなくスッと入ってくる。

面白い表情、愉快な顔、ヘンテコなポーズ、
どれも見ごたえがある。

 

ナチュラルな動物の訴える力がすごい。
きっと元気がもらえます。

 

自分にぴったりの1枚やフレーズが、
きっと見つかると思う。

 

「The Blue Day Book(ブルーデイブック」
ブラッドリー・トレバー・グリーヴ 著/石田亨 訳/竹書房