意識を失ったら免許取消?! | ライター・カサンド蘭子のモヤモヤエッセイ「人生紙一重」

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「過去5年以内に意識を失ったことがあるか

YES / NO」

 

「過去5年以内に自分の体のどこかが

動かなくなった経験があるか YES / NO」

 

運転免許更新に行くと、

このような質問が用意されています。

 

YESに〇がついた場合、

個別に話をする時間が必要になり

意外と時間がかかりました。

 

面談内容によっては、

医師の「運転OK」という診断書

必要。

 

その診断書が出されるまで

「免許取消」というケースもあります。

 

もちろん、

医師から「運転NG」が出たら

免許はもらえないでしょう。

 

私の場合は

更年期障害による

子宮からの大量不正出血による

「貧血」。

 

「貧血」の場合は診断書も不要で、

免許取り消しにもなりませんでした。

 

 

でもニュースなどによると、

運転中にてんかん発作などで

気を失って事故に繋がっていることも

非常に多く感じます。

 

だから免許更新などで

水際できちんと対策されているとわかって

少し安心。

 

ただその前に、運転者自身が

少しでも「異変」を感じたら

運転を止めるべきだと思う。

 

直感でもいい。

 

何かよくわからないけど

ちょっと無理そうだな・・

気が進まないな・・

寝不足で疲れてるな・・

眠いな・・

ぼんやりする・・

めまいが酷い・・

 

そんな自覚症状があったら

無理はせずに運転しないのが一番。

 

仕事だからとか、

誰かを送迎しなくてはいけないとか、

急いで家族の病院に行かなくてはとか、

一人一人さまざまな事情があるとは思う。

 

体調が優れなくてもどうしても

行かなくてはいけない時は

タクシーや周りの誰かを頼る方がいい。

 

 

 

私が輸血寸前の重度の貧血から

退院できたときは、

自転車に乗ることすら自信がなかった。

 

子どもの送迎も買い物も

全部歩くようにしていた。

 

なぜかというと、

 

「あ、まずい、気を失いそう・・」

と感じた時、

歩きだったらすぐにしゃがんだり

座ったりできる。

 

でも自転車だったら、

まず安全な場所を見つけ、

降りて、スタンドを立てて、

子どもをおろしてからじゃないと

自分がしゃがめないと思った。

 

そんなこともたもたしてる間に

気を失ってしまう!

 

 

貧血と、てんかん発作やその他の要因で

意識を消失する場合とでは

同じではないかもしれない。

予兆もなく急に起こることもあるだろう。

 

でも大前提として、

自分の体の状態に

無理せず

素直に従おう。