カッサフォルテ犬猫コラム -38ページ目

ネコちゃんの混合ワクチン

ネコちゃんの3種ワクチンもワンちゃんと同じメーカーのものを採用しています。
ネコちゃんのワクチンアレルギーはワンちゃんほど多くはないのですが、
安全であるに越したことはありませんから。
以前はワクチンを打つと2~3日元気がなくなるという子がたまにいましたが、
今のものに替えてからはそれもなくなったようです。
 
残念ながらこのメーカーは3種しか作っていないので
ノンコアである猫伝染性白血病(FeLV)を含むものは他のメーカーのものです。
メーカーに関係なくFeLVを含むものは打った時に痛みがあるようです。
今はどんな注射でもリスクがあると分かってきましたが、
FeLVを含むワクチンは、打ったところに悪性の腫瘍ができるリスクがあります。
ですから、カッサフォルテ犬猫病院では外に出さずに3種ワクチンを打つことをお勧めしています。
感染のリスクがなければFeLVを含むワクチンを打たなくてもいいわけですから。

ワンちゃんの混合ワクチン4

当院のワクチンのもう一つの特徴はアジュバントを含まないということです。
アジュバントとは免疫を効率的に上げるための添加物といったところでしょうか。
添加物と言ってしまうとイメージが悪いですが、
目的や必要があって添加されているもので悪いものではありません。
ただ、アジュバントが含まれていると注射した部分にしこりができやすくなります。
しこりとは言っても一時的なものでずっと残るものではないのですが。
こういった副反応もできるだけ少ない方がいいと考え、今のワクチンを採用しました。
もちろんアジュバントなしでも十分な免疫が獲得できるよう開発されたワクチンです。
副反応を恐れて免疫が上がらないのでは本末転倒ですから。

ワンちゃんの混合ワクチン3

ワクチンアレルギーの原因の一つはワクチンの製造段階で使われるBSAだと分かってきました。
BSAとは牛血清アルブミンのことでワクチンの中のウイルスや細菌を培養する際に使用されます。
だからどうしても入ってしまうものではあるのですが、
ワクチンとして精製する段階で洗浄を繰り返せば減らすことはできます。
しかし、これにはコストがかかってしまいます。
このBSAがなるべく少ないものをと探した結果が今採用しているワクチンです。
実際に今のワクチンに替えてからはまだ1例もワクチンアレルギーが出ていません。

続きます。