「何を見たいのか」Door of liberation./Casper「解放の扉」13.

「何を見たいのか」

Door of liberation.

Casper「解放の扉」13.

困っている人に限って、自身の概念の中(範疇)で何とかしようとしてしまいます。何とかしようと頑張りすぎて逆に、目の前の現実が困っている事に気づかないのです。

問題が勝手に起きて来るのでは無く、結果として起きている事に気付く事です。言葉として受け止める事は出来るものの、なかなか、思考の概念に囚われて起こる事の繰り返しに陥っている事に気づかないのです。

「言葉を理解する」事と「気付く」事とは別ものです。言葉を理解しようとする脳は必ず折り合いを付けて来ます。

　

脳は、折り合いをつけるプロです。正当化しない事には気が収まらないのです。なので、結果に執着してしまうのです。さらにそのまた結果に執着と、どんどん本質からずれて、とんでもない方向へ着地点を持って行ってしまうのです。

だから、頑張る事も、努力する事も、行動する事も必要無いのです。現実を創り出している脳のアルゴリズム(解釈)に気付かないと、概念(範疇)の中で繰り返し起こる結果と闘い続けなければならなくなってしまうからです。

自分の創り出した現実と闘ってしまうのです。そして、正当化してしまうのです。しかし、正当化しても、困った現実は一向に解決出来ていないのです。

望まない現実(結果)を変えたいのであれば、困り事(問題)を何とかしようと頑張る事から離れる事です。現実逃避とは違いますので誤解されないよう、お願いします。

脳は、2つの事を同時に捉える事も、処理する事も出来ません、あなたが見たいもの(望み)に意識を移行し、その元にある「反応」をしっかり受け取れるように在り方を「整える」事なのです。

　

現実はただ、望むままに、移り変わっていくのです。

「解放の扉」完。

私達の脳は、2つの事を同時に処理する事ができません。あなた自身が感じた事を記憶から導き出し目の前の現実として認識します。決して現実は幻などではなく、存在を認識しているあなた自身の捉え方(脳の解釈)によって変わるのです。それは、習慣化された中から脳によって導き出される答えなのです。な… pic.twitter.com/iFHIW7kcnI
— CASPER (@Casper95259831) 2023年7月28日