Ain Soph Aur〜無限なる生命
パート２０。
四方山話〜タイ王国
最近のブログの記事に挟み込むようにワットポーやワットプラケオ(王宮)、三島由紀夫の小説「暁の寺」で知られているワットアルンなど思い出深い写真をいくつか載せていますが、もう2年近くタイには足を運べていないのは残念です。
タイと言えば世界でも有名な仏教国です。仏教と言ってもさまざまで、この国は上座部仏教でバラモンからの血が濃く現れています。日本との大きな違いはお墓がありません。お寺の壁に埋め込んだり、散骨をしてしまいます。お寺自体が墓石の様な感覚なのです。輪廻転生を深く信じています。国民は現世でさまざまな徳を積む行いを意識的にしています。
私とタイの繋がりは古く初めは日本にアジアのタレントやアパレル(衣類雑貨)などを繋ぐ商社の相談役に立っていました。その後20年以上前になりますが初めてバンコクを訪れたのは経営者向けイベントに参加した時でした。
ホテルにチェックインしてまもなく、マネージャーが来てタイの王族の方が私達を食事に招待したい、その返事をいただきたいとの事でした。意味が良く理解出来ていませんでしたが、当時ホテルを丸ごと貸し切って宿泊している日本人と言う事で不思議がられたのかも知れません。ただ私達もまだタイの社会事情が良くわからなかったので安全策としてそうしただけの事が話題になっていたらしいのです。
翌日のランチの約束を受け、当日ホテルのエントランスには公用車が迎えに来ていました。タイは王族の車が通る時には交通がストップします。
招待された会場はとても広いホールでその真ん中に大きなテーブルがぽっんとある意外はがらんとして声だけがこだまの様に反響していました。タイの王族は幼少期は主にスイスですごします。彼は東京大学、京都大学と留学経験も豊富で日本語も理解され日本には深い関心を持たれていました。食事中はタイの歴史と文化、日本とは縁深い関係にある事などを主に話していました。この事は翌日のタイでは有名な新聞社の朝刊の記事になっていました。懐かしい思い出です。以来バンコクを中心に幾度となくスピーチ(講演)をさせていただく機会がありましたが同時に沢山の学びを得る事も出来ました。
この国の根底には祈りがありタイ王国が反映している大きなエネルギー（源）となっています。
至る所に祈りを捧げる場所(パワースポット)があります。若いカップルやさまざまな人達が絶えず祈りを捧げ望みをあげています。常に心を整えると言う場が点在しているのです。
タイは微笑みの国と言われていますが、日本も昔はそう呼ばれていた時代がありました。
祈りは望みです。
「心を整え望む。」
祈りには宇宙の理を示す法則が存在しているのです。
CASPER@Casper95259831
私達の意識に上がったもの それは既に過去の反応です 脳が反応を読み取る事で 現実の世界を意識で捉えています だからね 私達は常に心の状態を整えている事が 一番大切なんだよ どんな事を願うよりも どんな事を頑張るより… https://t.co/wpAeGkm3Ns
2021年05月12日 23:25
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