今年の母の日は、いつもと違う想いがあります。
私の母は、90歳ですが、おかげさまで元気で過ごしております。
私は先天性股関節脱臼のため、脚の長さが違い、子どもの頃から、 びっこ(この言葉は実は大嫌いです)引いてました。
小学生の頃から自覚はありました。加えて当時は、周りからよくバカにされたり、からかわれたり。
中学校も同じ。
でも、お袋に心配かけたくないので、ガマンしてたっけ。
近年、お袋は常々「股関節手術できるなら、ワシが生きてるうちにやって欲しい。このままでは死にきれん。」と。
「こんな身体に産んでしまった。」という想いが60年間あるのでしょう。
初診の時にドクターが、「お母さんに良くなったのを見せてあげましょう!」と言われたのが、とても嬉しかった記憶があります。
退院して、すぐにお袋の目の前で歩いた時、泣いてたのを見て、ずいぶん長い間、悩ませてたのが申し訳なく思いましたね。
母親の域には到底足りませんが、自分が親になってわかること、たくさんあります。
親の心子知らず、とはよく言ったものです。
明日はお袋に、「ずっと、ありがとう。」と伝えに行こうと思ってます。
もちろん、妻にもです。