2011年 2月8日(火)
勝利の女神が去ってからというもの、案の定、下り坂となる。
プレイヤーは大盛況で、入れかわり立ちかわりスシっぽいのも含めて入ってくるが、思うように勝てない。
そこへ、おなじみレッドカラーの強い台湾人が入ってくる。(いつも赤い服を着ている)
旧正月にて、頭まで赤く染め直しているではないか! さすが、中華!赤が好きなのね~。
台湾人は、右側に座ってくれたので、ポジションはいいが、やはり、気になるのもあり、調子が出ない。おまけに、左隣の人民が、恐ろしいヘビースモカーで、風下のこっちに向かってくるものすごい煙にやられ、まともな思考ができない。この人民は、なんどもオールインしては、粉砕し、はよ、どっか行け!と、思っても、チップを買って何度も戻ってくる。
もう、あかんわっ!(怒)
タバコの煙に耐え切れず、テーブルチェンジ。
せっかく調子良かったのに、だいぶチップを減らしてしまった。
チェンジしたテーブルは、まあまあスシっぽいのもいるか。
と、そこへ、88到来。右の奴が50にレイズで何人かコールし、フロップK48♥2枚。
よっしゃ!セット完成。
レイズした奴が200ベットに、トム所長いつも通りジャストコール→残り全員フォールド。
ターンはJ♥。
うーーむ。三枚目のハートかあ。。イヤなん出るなあ。
と、そいつ、ベット300。
うーーん。微妙。フラッシュできてるかどうかわからんけど、これはコールするしかない。
リバーJ!
ボードはK84JJ。ハート三枚。
よし!フルハウス完成。
と思ったら、そいつ、急に勢い込んで、なんとクイックでオールイン!!
カバーされてるのでトム所長、残りの約1000ドルを全部出さねばならない。
ターンで300の微妙なベットに、リバーでボードがペアになったとたん凄い勢いで自信満々にオールインとは、こらどう考えても家が建っとるがな。(泣)
かなりテルズ満々の素人オールインで、こっちも家さえ建ってなければたとえKフラッシュでもイージーフォールドなんやけど、悲しいかな、こんな時に限って家が建っとる。(涙)
しかも、ボードからすると888JJのフルでもかなり小さめ。
っちゅうか、これより下のフルハウスは敵が44の時のみ。
大き目の家が建ってたら楽にコールができるんやけど。。。
しばらく考えて、そしてスシの自信満々の顔見て、やはりおりようかなあと思った。
しかし、よくよくもう一度考えてみると、この相手はしょせん平気でテルズを出しまくるスシなので、44ということも十分にある。
さらに、KかAのフラッシュだけで勝ったと思い込んでるかなりのスシレベルの可能性もある。
または、ヘタするとJを持ってるだけで例えばAJで、ということも無いことも無いし。。
フルハウスおりて万一勝ってたら泣くに泣けないし、クライングコールしました。
このスシのプレイスタイルもよくわからんし、やはりこれはおりられません。完全ブラフだって絶対に無いとは言い切れない。
プリフロ50レイズなので、まあほぼおそらくKJが出て来るやろうなあ、ほんでそれかJ8だったら負け。
AJか44かフラッシュなら勝ち、と思ったら、出てきたのは・・・
なんとKK!!
ほぼナッツでんがな。
どないなっとんねん。
KKでなんでプリフロ50レイズなのか??
おかしい。参りました。
うーーーっ、プリフロで150とか200とかちゃんとしたレイズしといてくれればKKが明確にわかっておりられたのに、50レイズでKKでてくるのかあああ。(泣)
それにしても、なんでこう何度もセットオーバーセットに当たるかなあ。。
今までこっちがオーバーセットになったことなど、一度も無いのに、、、、(怒)
いつもトム所長がアンダーセット。(涙)
これで、5時間プレイして、一時は+2800だったのが、すってんてんになってしまう。
でも、バイインが少ないので、まだ-600。
テーブルチェンジが、悲惨な結果を招く。タバコ人民のせいでーーーっ!って、振り向くと、前のテーブルには、もうタバコ人民がいないし。ひえーーっ。悪夢のテーブルでは、もうやってられんので、もとのテーブルに戻る。レッド台湾人に、チップはどないした?と聞かれる始末であった。
台湾人のチップは、2000ドルくらい。まだそんなに勝ってないようだ。
テーブルに戻っても超不調にて、さらに違うテーブルに移るが、朝の4時くらいにて、人もどんどん減り、テーブルブレイクし、またもとのテーブルに戻される。
って、あれから20分くらいしかたってないけど、
台湾人のチップが、3万ドル(30万円)くらいになってる!!
どないなってるの???
ちょっと、席をはずしていたうちに、いったい何があったのか?
台湾人に、「このチップは、どないしたんや?」と、聞いてみると、
「最初から、ポケットに入ってたんだよ~。」と、勝ちをごまかしている。
台湾人は、みんなに強い(プロ)と思われるのが嫌なようで、いつも勝ってるけど、「ラッキー、ラッキー」と、運がいいことにしている。
まあ、彼の引きが異常に強いことは事実ではあるが。
やはり、旧正月で、気合入れて頭を彼のラッキカラーである(中国人のラッキカラー?)赤で染め直したので、パワーアップしたんやろか?
勝負師は、ゲンをかつぐと言われるが、台湾人は半端やないわ~。
ラッキーカラーは、大切に。
オカルトチックだが、やはり、モチベーションを高めるためにも、勝負師には、ラッキーカラーも重要なのかも?
トム所長のラッキーカラーは何かな?
わからんのでどうしようもない。
とにかくこの台湾人は凄いのだが、このわずか二ヵ月後に、彼はとんでもない偉業を成し遂げることになるのである。
その話はまた後日。
彼の写真もありますよーっ。
早く知りたい人は、コメントしてください。
更新が早くなる。。。
かもしか!!