マカオのポーカー三日目!前途多難。。1/2 - 1/3 | とむぱち隊長のもんげー日記(現在、株や期待値プラス攻略法)

とむぱち隊長のもんげー日記(現在、株や期待値プラス攻略法)

世の中強気のギャンブラーが多い中、誰よりも弱腰でありながら、
それでも世界のカジノを旅しながら攻略していく理論派攻略日記です。
現在日本で、日々期待値を追及しながら生活してます。
最近ではコジテク日記となりつつあります。(汗)

今日はタイパ島、ベネチアンの近くのハードロックカジノへ。

ここでもポーカーをやっているとの情報を得て、半信半疑ながらやってくると、やはりやってました。


22時、さっそく開始。

調子よく、500ドルがすぐに3000ドル弱になる。

これは調子がいい。

昨日あんな目にあったから、つき物が取れて今日は最初からうまくいく日なのか。。。

まあ、多難な日もあれば、こういう楽勝の日もないとおかしいわな。


などと考えていると、AKが到着。

レイズしたら対面の台湾人のおばはんが一人だけコール。


フロップがKQ7。

これはまたいいフロップだ。

KQさえもたれてなければ、、、というところだが、そんなことを恐れていてはポーカーなどできない。

おばはんチェックに、トム所長ベット。

おばはん即コール。


ターンは5。

おばはんチェック。

よしよし、トム所長ベット。

おばはんあまり考えもせずにコール。うーーむ。これはちょっと意外だなあ。降りると思って、おろすためのベットをしたんだが。なんだかおかしいな。Aが来ない限りリバーはチェックしよう。。


リバーは二枚目のQ!やば。。これはチェックだわ。(汗)

そこで異変が。

おばはん、いきなりオールイン要求のベット、1000!!

こりゃいかん。

なんだろ?

って、Q持ってるに決まってるのか?

しかし、Q持ってるだけで、リバーまでついてくるのか?

そんなことがありうるのか?

このベットはおかしい。

そういえばこのおばはん、さっき誰かを相手にくそブラフして勝ってたけど。

ブラフをするおばはんなので、ブラフなのか?

とも一瞬思ったが、よくよく考えてみると、さっきわざわざブラフを自分から見せといてまた平気でブラフしてくるとは考えにくい。

ブラフを見せた以上、次はマジ手でコールさせて勝つ戦略だろう。

となると・・・

このおばはん、さてはほんまにKQで、それでスローしてやがったな。

家が建ってるわ!

ちくしょーーーっ。やられた。

仕方ない。

 

トム所長、痛恨のフォールド!

リバーにAが出てきてればおばはんのスロー大失敗に終わってたのに、残念。

危険なスロープレイ。

それに加えて、リバーでいきなり1000とかでなく中途半端な額をベットされてたらフルハウスに気づかず、簡単にコールしていたかもしれないと考えると、ある意味おばはんのプレイに助けられたのか??


それにしても、せっかくの好調がこの一手で台無しに。

その後調子は戻らず、ハードロックカジノは、6時でお開きになってしまう。


そういえば、この日、同卓に日本人プレイヤーが二人来た。

一人は少し勝って行ったが、もう一人は、リスボアのトナメで勝って二万ドル以上を儲けたと言って、たいしたことのない手でオールインを繰り返しては、何千ドルもテーブルにばら撒いて帰った。

ある意味お大臣だったのに、トム所長にはいい手が来ず、全く勝負できなかった。

その日本人は、高額のトナメで勝って気が大きくなっていただけなのかもしれないが、基本的にトーナメントプレイヤーは何でもかんでもすぐにオールインする癖がついているので、たいていの人が結局はすっからかんになって帰る。

まずお客さんと見ていい。

トーナメントとキャッシュプレイはゲーム性が明らかに違うのだが、「それがわからない」、あるいは、わかっていても「自分のプレイスタイルを変えることが容易ではない」ので、トナメプレイヤーはキャッシュゲームにおいてはほんとにいいお客さんである。

プノンペンのナーガカジノにおいても、そういう光景を何度か見た。

逆に、キャッシュゲームプレイヤーも、トナメに参加してもほとんど勝てないようである。

キャッシュゲームの人がトナメで勝ったという話を、トム所長はほとんど聞いたことがない。

一様に、皆トナメは嫌いだ、という。

同様に、トナメの人もキャッシュゲームが嫌いだろう。

トナメの横でキャッシュゲームやってても、トナメに負けたプレイヤーがキャッシュゲームに入ってくることは通常あんまりない。

負けたらさっさと帰る人が、特にナーガではほとんどであった。

トム所長のように、トナメもキャッシュゲームも基本的に常に両方参加する人はほぼ皆無である。

基本的に同じゲームなはずなのに、こうも違うのか、というくらいに違っているのがトーナメントとキャッシュゲームなのだ。

両者はプレイヤーの質も違っていて、トーナメントはスポーツ感覚でやる人が多く、だいたいはさっぱりしていい人が多いのに対して、キャッシュゲームは煮ても焼いても食えないような、イヤーなゴロツキみたいなのが多い。そうでない、いわゆる「いい人」は、キャッシュゲームにおいてはたいていは「お客さん」になっていることが多いようである。


まあそんな感じで、トム所長が主にやっている「キャッシュゲーム」というポーカーにおいては、基本的に良い人はあまりいません。やってても嫌な思いをすることの方が多く、本当はトーナメントの方がやってて実に楽しいのですが、いかんせんトーナメントはラッキー性が非常に大きすぎて、キャッシュゲームの方がまだ安定して金になるのでどうしてもキャッシュゲーム優先になってしまっています。

ほんとはトーナメントをやりたいのだけど。



ハードロックカジノ  プレイ8時間  +1015 



多難の三日目は、このあとまだまだ続きます。