スシの居なくなったスターワールドを後にして、歩いてグランドリスボアに行く。
左隣にシリア人、その左にアグレの人民二人が居て、あとはだいたい回転寿司のようである。
シリア人はまあそこそこ、アグレの人民二人はけっこう勝っている。
スターワールドで負けた2500ドルを取りかえすべくまた500ドルでバイインしてしこしこはじめるが、まあ順調に2000ドルくらいまでスタックが成長したところで、JJが入る。
レイズすると、二人ほどついてきて、フロップはAQJ。ハート2枚。
セットきたあーーーっ。
トム所長のプリフロレイズに誰もリレイズしてないので、まずオーバーセットは大丈夫だろう。
トム所長、ポットの7割ほどベット。
すると、左隣のシリア人、レイズ。
・・・・・・・・・・
まあよくわかんないけど、勝ってるよね?、と軽くリレイズオールイン。
シリア人即行コール!
???こいつはアホなのか?
まあ、素人相手にいちいち深く考えていてもしょうがない。
ポットは4500ほど。
これ勝てば悪夢の8連敗から、奇跡の逆転である。
AQとか、AJ、QJが気になるので、頼むからAとQがかぶるのだけは勘弁して、それからハートも出るなよ、と強く念じると、、、、
ターンは5。。。ホッ。
そして、リバーは・・・・また5ですわ。
よしよし、これでまあ勝ってるだろ。
で、こちらからオールインしたので本来こちらから見せるべきなのだが、シリア人が即自信満々にカードをあける。
すると、、、KT。
ん?
うわ、フロップストレートやん!(驚)
予想もしてなかったカードである。
あまりにも意表を突くカードだったので、パニクってしまった。
負けてる・・・・
なんやこれは、そうか、フロップストレートがあったか。見落としていた。
うううううっ(涙)
逆転まであと一歩だったのに。。
しかし、それでも未練たらたら、何度も何度もボードを見直すトム所長。
うーーん、何度見ても負けている。
フルハウスにもなってないしなあ・・・・(←アホ)
うううーーっ、もう仕方ない。。
何度見ても負けは負けである。(←アホ*2)
ついてない時はついてないもので、決して恥ずかしいハンドではないので表にして投げようかとも思ったのに、結局はなぜか裏にして投げ捨ててしまう。(←ご臨終)
そして、捨ててからも、未練がましくしばらく考える。
で、、、、
あっ!!!
しもた、フルハウスできてるやん!
と、慌てて捨てたカードを表にひっくり返すトム所要。
すると、すかさず、シリア人が、すでに捨てたのだから俺の勝ちだ、と臆面もなく主張しやがる。
まあ、ルール上そうだから、彼がそう主張する以上、そうならざるを得ず、あっさりトム所長の負けが確定。
が、しかし、こいつらアラブのやつらは、本来ギャンブルなどしてはいけないはずなのに平気でやるわ、本来負けてる勝負で勝っても当然のような顔して横でやり続ける、人間の屑だな。
ほんま、むかついた。
ま、それはともかく。。
奇跡のリバーのおかげで、珍しく(というか、こんなのリバーで引いたの初めて)逆転勝利であったはずのものが、自分のとんでもないミスにより、またまたボロ負けになってしまった。(泣)
世間一般の話であれば、ここでプッツン、ぼろぼろになるところであるが、トム所長はそこが一味違うのである。
死にたい気分をぐっとこらえて、またまた500ドルでバイイン。
すると・・・・
すぐに今度はKK。
プリフロオールイン。
一対一の戦いをなんとか制し、とりあえず精神の安定を得る。
そのあと数時間、どうにかこうにかがんばってプレーし、左のシリア人からは取れなかったけど、右側の粒ぞろいの回転寿司からちょぼちょぼと取って、気づけば本日のプラスをどうにか実現し、疲れ果てたので、仇敵のシリア人はまだ居たけど、終わりにしました。
こうして、どうにかこうにか、元旦からボロ負けすることなく、無事珠海の安宿に生還することができたのでした。
あーー、疲れた。
マカオ2戦目結果。
スターワールド -2500/5h
グランドリスボア +3250/6h
計 +750/11h