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Casinodungeonというサイトの管理人たちの日常や実践記など、本家では書けないことを書いていこうかなと思います。

「本物の富裕層」はどのようなお金の使い方をするのだろうか。「本物の富裕層」はお金を使っても、減らないというのだ。一体どういうことか。富裕層に特化したファイナンシャルプランナーとして活躍されている、『年収1億円思考』(経済界)の著者・江上治さんにお話をうかがった。

「本物の富裕層」はどのようなお金の使い方をするのだろうか。「本物の富裕層」はお金を使っても、減らないというのだ。一体どういうことか。富裕層に特化したファイナンシャルプランナーとして活躍されている、『年収1億円思考』(経済界)の著者・江上治さんにお話を著書から参照してみた

 

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本物の富裕層は、お金を使っても減らない

――お金持ちの中にも、「本物の富裕層」といわゆる「なんちゃって富裕層」がいるといいますが、彼らの違いはどこにあるのでしょうか。

江上さん:本物の富裕層とは、永続的にお金を使っても減らない人だと私は思っています。私の周りにいる20人から30人ぐらいの、会社を上場させて長く成功している人を見ると、お金を使っても減らない。逆に、なんちゃって富裕層みたいな人たちは、見栄のために散財してしまうので、お金がある状態が続かない。仮想通貨で一瞬大儲けしてもすぐにお金がなくなったり、会社が軌道にのって数十億になったけど、すぐにその事業がダメになってしまったり。

――本物の富裕層は、お金を使っても減らないという点についてもう少し詳しく聞かせていただけますか。

江上さん:例えば、私が広報大使を務める「河口湖音楽と森の美術館」のオーナーのHさんは、コンサルタント会社を上場させ、60歳で退任されて、今75歳なんですけれども。彼は、お金の使い方や人の目利きが上手だと思いますね。

 

例年、Hさん主催の『河口湖の桜を見る会』というのがあって、おそらく10人以上の上場企業の社長が来ていると思います。そういった付き合いのある方々の事業を応援しようとか、(今回のようなイベントを)楽しんでもらおう、みたいな……投資用語でいうと「出資」みたいなものですかね。そういったことに時間とお金を使っているので、そこでお金を使ったとしても何かで返してもらえるんですね。彼らの事業を応援して、自分の美術館も応援してもらうというわけです。

美術館でイベントをしようというときは、大体100人くらいの人が集まってくれますし、この会には、ロメロ・ブリットという世界的に有名なブラジルポップアート界の巨匠が来てくれます。わざわざイベントのために来日してくれるんですよ。ブリットは、去年、美術館で展示をしてからのお付き合いですが、私も小さい絵を買わせていただいて、それが1年前と比べて20%くらい価値が上がっているんですね。しかも、イベントで絵を買ってくれた人にはサインもしてくれるんです。特別なサイン会があれば、みなさんまた集まってくれるじゃないですか。

彼らを応援することで、その人の価値も上がっていく。「この人と付き合うといいことあるよね」みたいな、本物の富裕層はそういったお金の使い方とか人の目利き、人の価値を上げるのがうまいと思いますね。

本物の富裕層を見分けるには、その人の周りにいる人を見ればいい

――先ほど、本物の富裕層は人の目利きが上手とのことでしたが、そのあたりについてもう少し具体的に教えていただけますか。

江上さん:例えば、10年ぐらいその人を尊敬して、協力している人やスタッフがいるかが、人間性やその人の魅力を知る方法の一つです。経営者やリーダーは、サポートしてくれる人なしでやりたいことを長く継続できません。信用されていなかったら、10年も助け続けてくれないと思うんですよね。なぜ10年かというと、10年存続する会社は全体の10%くらいしかなく、一つの事業を続けているというのは、周りの協力者がいたという実績でもあるので、10年という期間は一つの目安になる数字だと思うからです。

継続して協力してくれる人がいるかどうかはとても大事。人間的な魅力がない人には、やはり長期間助けてくれるスタッフやファン、お客様はつきにくいですから。

 

――「本物の富裕層」と「なんちゃって富裕層」の違いともいえるかもしれませんね。

江上さん:そうですね。なんちゃって富裕層みたいな人たちは、たまたまパーティーで会った芸能人とのツーショット写真をSNSに載せるなど、華やかに見せるのは上手ですけれど、実体は伴っていないというか。短期間で有名になった一部のインフルエンサーとかね。そういった人に長く応援してくれるファンはつきにくいです。

一方で、実業家の三崎優太さん(青汁王子)や与沢翼さんのように失敗から立ち直って、多くのファンを獲得しているインフルエンサーもいます。「本物の富裕層」は失敗の全体像を捉えてきちんと学びます。

 

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本物の富裕層は失敗の振り返り方が上手

――具体的に、本物の富裕層は失敗の捉え方がどのように違うのでしょうか。

江上さん:当たり前ですが、人間誰でも失敗します。チャレンジが多い人ほど失敗の数も多いでしょう。企業を上場させて成功している人だって、若いころは相当失敗してるはずですよ。ただ、最終的に成功している本物の富裕層はその失敗の振り返り方がとても上手なんです。どういうときに失敗したのか、逆にどういったときにうまくいっているのか、をきちんと振り返って学ぶから次の行動に活かせる。過去の経験を基に、リスクを減らしながら次のチャレンジができるので、成功確率が高い打ち手を自然と選べるんです。

――失敗を内省して次に活かしている点が違うということですね。

江上さん:そうですね。同じような失敗を繰り返す人は、振り返りをしていないし、自己観察ができていないと思うんですよ。失敗から学ばずにチャレンジを繰り返しても成功するのは難しい。

 

私の知り合いで、今レンタカー事業で順調な経営者がいるのですが、彼はコロナが流行したとき、別の事業で規模を拡大しすぎたために、自己破産に追い込まれた経験をしています。その失敗を活かして、今のレンタカー事業では無理に事業を拡げず、高級車に絞って今では10億円規模の会社にまで成長させました。コロナ時の調子にのって事業を拡大させて痛い目を見た経験から、手堅く、自分だけ儲けるのではなく、出資者にもリターンが出て、節税にもなるような事業にしているそうですよ。

事業やお金の使い方に限らず、どんな失敗でも振り返りをして次に活かす。これは成功し続けている「本物の富裕層」に多く見られる共通の特徴ですね。

「年収1000万円」は高給取りのイメージですが、実際に日本で稼いでいる人はどれくらいですか? 1000万円を稼ぐポイントも解説

 

年収1000万円を稼いでいる人は給与所得者全体の5%と少ない

高給取りの基準としてイメージされる年収1000万円は、多くの人が憧れている年収ラインともいえるでしょう。しかし、給与所得者全体から見ると年収1000万円を超えている人はかなり少なく、全体の5%程度になります。

令和4年分の日本の給与所得者の平均年収は458万円なので、年収1000万円は平均の倍以上です。

各年収の割合については、図表1のとおりです。

図表1

国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査を基に作成

年収1000万円超はどの年を見ても5%前後で、20人中1人程度の割合です。このように割合から見ると1000万円以上を稼いでいる人は少なく、高給取りといっても差し支えないでしょう。

 

1500万円以上や、2000万円以上になるとさらに割合が減っていきます。

 

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年収1000万円を稼ぐポイントとは?

年収1000万円を稼ぎたいと考えているならポイントを押さえて、自分がどのような行動をすればいいか考えることが大切です。

例えば、現在働いている会社の役員クラスが年収1000万円を超えているなら、業務成績を向上させて出世を狙うのがおすすめといえます。一方で現在働いている会社の役員クラスでも年収が1000万円に届かないなら、転職や副業も視野に入れて考えなければなりません。

どの方法を選択するべきかはそれぞれが置かれている状況で異なるため、まずは自分の状況について把握することが大切です。また、転職や副業をするには時間の確保も求められるので、ライフスタイルを見直すことも必要になります。ただし、転職や副業が必ず成功するわけではなく、ある程度のリスクも覚悟をしなければならない点には注意しましょう。

 

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まとめ

年収1000万円は高給取りの1つのラインとして考えられており、給与所得者全体の割合を見ても5%前後とハードルは高いといえます。大企業などに勤めているなら役員クラスになれば可能性もありますが、一般的な企業ではなかなか年収1000万円は超えられないでしょう。

どうしても年収1000万円を目指したいと考えているのであれば、転職や副業も視野に入れて考えてみてください。

出典

国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-

なぜネットの投資情報はゴミばかりなのか!経済学者「2~4%のマイルドインフレなら、短期的な景気後退局面があってもいずれ景気は持ち直す」

 

日経平均株価最高値更新や新NISAなど投資への関心が高まる中、経済学者の上念司氏は「残念ながらインターネットで投資と検索してもヒットする情報は大抵ゴミ」と指摘し、人々の基礎知識の欠如に警鐘を鳴らす。そんな中でまず日本人が知っておくべき経済の基本的な知識について、上念氏が解説する。

※本記事は上念司著『経済学で読み解く正しい投資、アブない投資』(扶桑社)から抜粋、再構成したものです(全4本中の1本目)。

 

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世の中に存在するのは「モノ」「お金」の二つだけ

経済学の絶対に逆らえない掟の一つに「ワルラスの法則」という恒等式があります。簡単に説明すると以下の2つのルールに分解されます。

・世の中には「モノ」と「お金」しか存在しない

・数が少ないほうの価値が上がる

極めてシンプルなのですが、これだけです。世の中にはたくさんの商品やサービスが溢れていますがこれらはすべて「モノ」です。車も家も時計もヘアカットも15分マッサージもサウナもすべて「モノ」。床屋のサービスまで「モノ」というのはちょっと違和感があるかもしれませんが慣れてください。「お金」以外は全部「モノ」なんです。

そして、その反対に「モノ」以外はすべて「お金」。誤解を恐れずに言えば、マクロ経済学とは複雑な経済をこのように大雑把に把握して、法則を見いだす学問と言えるでしょう。

インフレでも景気が悪くなることがある

そして2つ目のルール。これは感覚的に理解できると思います。数が少ないほうの価値が上がる。つまり、「モノ」と「お金」の量を比べて、不足しているほうの価値が上がる。いわゆる希少価値ってやつです。これは簡単ですね。

「モノ」が不足してその価値が上がるということは、物価が上がるということです。「モノ」 をつくるためには人々は働かないといけません。働けば給料がもらえます。給料がもらえればまた「モノ」が買える。このように、物価が上がることは「モノ」が売れている証拠であり、売れないよりはずっとマシな状況であることに間違いありません。企業は人を雇い、設備を拡張して「モノ」の生産を増やそうとします。いいことじゃないですか!景気がいい!素晴らしい。

 

ただし、問題はここからです。「モノ」に対する需要が強すぎるとマズいことになるからです。たとえば、「モノ」よりも「お金」が余りすぎている状態を想像してください。人々の財布の中には現金が溢れていて、みんなが買い物に殺到します。ところが、「モノ」はそんなに店先に並んでいない。そこである種の「セリ」が始まって「モノ」の値段が吊り上がっていきます。「モノ」の値段は上がりました。ところが、売れた個数はそんなに増えない。

だって、人々の需要に「モノ」の供給が追いつかないわけですから。そして、これがもっと極端なかたちになるといわゆる「インフレ型不況(≒スタグフレーション)」が発生します。物価はどんどん上がるけど、なんらかの理由でモノがつくれないので売れ行きは芳しくない。結果として景気が悪いということです。

 

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それでもデフレは絶対悪

では、物価が低ければ低いほどいいかというと、これもぜんぜん違います。物価が0%を下回るデフレはインフレの行きすぎよりもずっと深刻な不況をもたらします。デフレは「モノ」より「お金」のほうが希少なときに発生します。お金の実質的価値が上がるので、人々はお金を貯め込んで使いません。なにか欲しいものがあっても「どうせ来年のほうが安くなるだろう」とタカを括って支出を先送りしてしまうのです。アベノミクス以前の日本経済がまさにこれでしたから、まだ記憶に新しいですよね?

デフレがどうして問題かというと、大量の失業を伴うからです。デフレになると「モノ」 が売れませんから、企業は人員を削減し、設備への投資も積極的に行いません。人々は給料が減ったり、失業したりして将来に対して悲観的な見方をするようになります。将来不安に備えて、支出を切り詰め貯蓄に回す。結果として「モノ」は売れず、自己実現的に物価は下がっていきます。まさにデフレスパイラル!

 

これに陥るとそこから這い上がるのはなかなか難しい。日銀の黒田前総裁がその在任期間10年を使って金融緩和をし続けて、やっとこさ日本はこの地獄から這い上がったというのが実情です。なので、デフレだけは絶対に悪!これだけは覚えておいてください。

理想は2〜4%のインフレ

このように、経済の状態は大きく分けてインフレとデフレであり、デフレのときは総じて景気は悪いです。ただし、インフレも行きすぎれば景気は後退します。現在、日銀の物価目標は2%です。これはあくまで下限であり、上限は明示していませんがおそらく4%程度だと思われます。物価上昇率2%から4%というのが経済の理想状態、いわゆる「マイルドインフレ」です。

マイルドインフレである限り、短期的な景気後退局面があってもいずれ景気は持ち直します。また、インフレなので「モノ」の値段は上がりますから、「モノ」 をつくっている会社の価値も上がります。物価上昇にすこし遅れて給料も上がります。そして、基本的に株価も上がるとお考えください。ただし、これはあくまで長期的にはということであって、明日とか来週の株価のことではないので注意が必要です。

次に、4%を超えるようなインフレは行きすぎたインフレです。あまり度がすぎるとインフレ型不況に陥ります。そして、もしインフレ型不況に陥った場合、物価を下げるために日銀は金融引き締めをすることになります。具体的には利上げをして資金を市場から吸収することになります。お金の量が減ればその価値は上がります。それは同時にモノの価 値が下がります。

モノの価値が下がることは経済がデフレ的になることを意味します。利上げによって経済活動は停滞してしまう恐れがあります。しかし、中央銀行はインフレ率が物価目標の上限を下回るまで引き締めをやめません。そのほうが長期的な経済パフォーマンスがよくなるからです。つまり、行きすぎたインフレはそれが修正される過程で短期的に不況を引き起こす可能性が高いが、それを乗り切れば再び景気はよくなるということです。

 

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0~2%の「ディスインフレ」は好景気の前触れ

逆に、インフレ率が日銀の物価目標の下限を下回った場合はどうでしょう?たとえば、0%から2%の間の微妙な水準の場合、日銀は金融緩和を行ってお金の量を増やし物価を上げようとするでしょう。実はこの0%から2%の微妙な水準こそが「ディスインフレ」と言われるゾーンです。マイナスにはなっていないのでデフレではないのですが、2%という目標を下回ってインフレ率が低い状態。デフレではないけど、インフレでもない。なので、ディスインフレ。

いずれにしてもこのゾーンに入ったら日銀は金融緩和、具体的には利下げでインフレ方向に物価を誘導することになるでしょう。日銀がその誘導を始めたら貨幣量が増えます。そして、いつか物価は押し上げられマイルドインフレのゾーンに戻ります。そして景気はよくなります。景気がよくなるということは、いずれ株価が上がるということです。ピンポイントでそのタイミングがいつか事前にはわかりませんが、長期で見れば必ずそうなる。ここがポイントです。

そして、インフレ率が0%を下回り、水準的にデフレのゾーンに入ると前述したような悲劇が起こります。なので、これは絶対に避けなければいけません。

なぜネットの投資情報はゴミばかりなのか!経済学者「2~4%のマイルドインフレなら、短期的な景気後退局面があってもいずれ景気は持ち直す」