すでに借り入れがある状況で審査を不利にする要因は、返済能力に対する借り入れ金額のバランスが大きな要因です。

それまでの利用において遅延や延滞を繰り返している場合は、「ブラックリスト」に載ってしまった可能性もありますが、その状態もいずれは解消できます。

契約できる可能性を高めるために少額融資を希望する方法は有効ですが、そもそも総量規制の上限に達している場合に規制対象となるカードローンに申し込みをしていたのでは、いつになっても契約できません。

その場合は、総量規制対象外のカードローンに総量規制の範囲で少額融資を申し込んでみたり、すでにあるブラックな状態を解消したりすることが先決です。

自分の信用情報が気になる場合は、該当する信用情報機関に開示請求をしてみましょう。

 

ブラック情報はいつ消える?

ブラックとなってしまった場合、生涯そのままというわけではありません。

数日~数週間で解決できる問題ではありませんが、少なくとも信用情報機関にある情報には保管期間があるので、それ以降は事実を把握していないカードローン会社なら契約できる可能性が生まれます。

信用情報について

信用情報とは、個人に関するカードローンの申し込み履歴、契約内容、利用状況や返済状況などで、「信用情報機関」に登録、保管されているものを指します。

別途、契約しているカードローン会社が独自に管理している信用情報もありますが、これに関しては利用者が内容を知る由はありません。

また、審査申し込みなどでカードローン会社が情報を照会した履歴も残り、これが短期間に複数件ある場合に「申し込みブラック」、利用状況がかんばしくない異動情報などの場合は、要注意人物としてブラックリストと判断される可能性があります。

事故情報ってなに?

事故情報とは、「異動情報」のことです。事故情報は、一般的に理解しやすい表現として使われる言葉ですが、正式には異動情報と言います。

事故情報とは、要するに返済を遅延、延滞している事実、もしくは債務整理や自己破産などをした事実で、お金を貸すリスクを意味していると考えれば良いでしょう。これらの情報は、それぞれを示すマークによって管理されます。

事故情報って消せる?確認方法は?

信用情報機関が管理している情報は、それぞれ保管期間が決まっています。

その期間を過ぎたからと言って即座に消去される保証はありませんが、事実が解消されているにもかかわらず永続的に記録が残ってしまうわけでもありません。

履歴がなくなっていれば、過去に金融事故を起こしている場合でも新たな契約ができる可能性もあります。

 

申し込みブラックを回避、解消するためには6か月必要で、この期間を過ぎれば問題なく契約ができるように戻ります。

しかし、事故情報については、状態が解消されるまでの期間は情報が消えないうえ、解消後も最長5年間は情報が残ってしまいます。

大手消費者金融や銀行カードローンの場合は、過去5年以内に債務整理を行った経験があれば審査に通過することはありません。

 

ただ、中小の消費者金融のなかには審査担当者が総合的に判断してくれる業者もあります。

 

おすすめ中小消費者金融はこちら