4社の赤字1兆7千億円 消費者金融の3月期決算
アイフル、アコム、プロミス、武富士の消費者金融大手四社の二〇〇七年三月期連結決算が十日、出そろった。四社とも純損失を計上し、赤字額は合計で約一兆七千八十五億円に上った。
出資法の上限金利(年29・2%)と利息制限法の上限(元本によって年15―20%)の中間に当たる「グレーゾーン金利」の返還請求が急増。返還に備えた引当金積み増しによって業績は大きく悪化した。
四社の貸付金残高(三月末時点)の合計は約六兆五千四百億円と、一年前に比べ7・3%減少。拡大を続けてき た消費者金融業界が曲がり角を迎えたことを裏付けた。各社とも上限金利引き下げや規制強化で収益が圧迫されることは避けられず、店舗、人員の一層の合理化を迫られそうだ。