禍を転じて福と為す。 | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

日本語のニュースを見ていて、
日本語の読み方が最近わかった漢字があります。 
 
今まで使用したことがない言葉でした。
 
武漢肺炎ウイルスについてです。
 
現在一般にしようされている言葉、
コロナウイルスは、SARS の一部であり、SARS とは
Severe Acute Respiratory Syndrome
SARS はCoronavirus によるものであり、
MERS もコロナなのです。
(皆がコロナと呼びたいのならw)
 
アメリカでは、
スペイン風邪などのように発祥地をつけて
(そうすべきと思いますがね)
Wu-han Coronavirus、
Chinese virus 中華ウイルス、中国ウイルス
Kang Flu
CCPVirus 中国共産党ウイルス
と呼びたいところなのですが、
 
 
トランプ大統領が言ってたのは
Plague from China でした笑。 中国からの疫病。on June 13, in TX
 
 
 
SARS-CoV-2 がWHOによる正式名称です。
Covid-19にして一般化しようとしましたが、
 
それも呼びにくいとなり、
 
いつの間にか、アメリカでも、
Coronavirus  となってしまってます。
言語上、語源をトレースする人は
ほとんどいないのが現状です。 
 
 
HIV で発症したのがAIDS であり、
SARS-CoV-2 で発症したのがCovid-19
であるとも言われます。
 
 
語源を知った上で、コロナと言っている人は
あまりいないかも知れないですが、今は
一般化されてしまいました。 
これが言語化されていく言葉の発達の一部です。
 
小生はLinguistics の専攻をしていたので、
言葉の語源を知らないで語るのに
抵抗があります。 
 
話がずれましたが、
 
 
コロナ禍 
 
と言う言葉は初めて見ました。
 
読み方がわからないのです。
 
老眼のせいもあり、
 
コロナのあとの文字が、、
 
鍋 (なべ)に見えたり、
 
渦 (うず)に見えたり、
 
まさか、禍 (か)だとは思いも寄りませんでした。
 
禍 の文字を災いと書くならともかくも、禍 の漢字を使われると、在米30年以上になる英語生活をしているおじさんにはわかりませぬ。 
 
誰が使い始めたんや!!
 
 
一般常識に欠けるおじさんは、
音読をせず、発言を人前でしなくてよかったです。 
 
禍 は、
 
『戦国策』 『史記』蘇秦列伝 に使われる古語でんがな。
 
禍を転じて福と為す。
 
となるように願いたいものです!