えこの腕は傷だらけです。

特に右腕。


タテにもヨコにもナナメにも。

見ようによってはリスカっぽい雰囲気も漂ってる。


てか、そう言われて初めて気が付きました。



皆さんならもうお分かりだと思いますが、

そうです。



りくの引っ掻き傷です。

あと噛み傷ね。



えこ的には日常であって、

逆に傷が無い日のほうが違和感というか。


ニコニコしながら血を拭き取ったり。



以前、大の猫好きに相談したんです。




「噛んでくるの、どうやって躾ければいい?」



すると、




「は?噛まない猫なんて猫じゃないし」

と言われました。



猫に慕われると、

猫界での接し方をしてくるのだから当然。


という解釈。



「なるほど」

と言わざるを得ませんでした。



それからのえこは、

りくに対して極力「猫」でいるよう努力しました。


兄弟猫がじゃれあってる動画を見たり、

親猫が外敵や人間から我が子を守る動画とか。


噛むわ引っ掻くわ咥えるわ。


激しいのは当たり前ですよね。

狩猟科だもの。


ライオンやチーターと同じ。


ムツゴロウさんだって、

ミネラル麦茶さんだって、

ライオンに噛まれてもニコニコしてた。



うんうん。

えこもそうあるべきだ。



もちろんえこも時々反撃をします。



「ガウー」とか言いながら、

ワシャっと皮を掴む。


りくも猫パンチで応戦。

えこはそのパンチを叩き落とす。




低めの声で、


ニャウワァァ~~~~~~~~~~


と臨戦態勢のりく。



りくパンチよりもえこパンチのほうが幾分か早い。



りくパンチを何度も叩き落とすと戦意喪失します。

腰を低く落とし、へこへこと後ろ向きになる。


そしてチラっとこっちを見てゴロン。


お腹を見せて、

もう戦う気が無い素振りを見せてくる。



こうなると急に甘えモードになります。



犬をあやす時のように、


「よ~しよしよしよし」


とか言いながら、

お腹から背中からわしゃわしゃしてあげる。


りくはそのわしゃわしゃしてるえこの手を舐めてくる。


舐めて舐めて、仕舞には噛んでくるのだけど、

この「噛み」は先ほどまでとは違う「愛情」の塊。


これを邪険にしたら、人間でもトラウマになってしまう。


甘噛みではあるけど、

普通に牙で噛んでくるので当然痛い。


最初は我慢していました。




でも今は我慢はしていません。






























快感すら覚えています




いや、変な意味じゃなくw


DVな資質があるとは思っていませんが、

引っ掻かれても「カチン」と来なくなったんですよね。


ようは、

りくが何をどうしようが、

「怒る気持ちが無くなった」と言えます。



初めて壁をガリガリをされたときは、

悲鳴をあげちゃいましたけど、

今では何かをガシャーンと倒しても小さな声で、




こりゃ♪

って言うだけ。




りくが倒しそうなとこに置いてたえこが悪い。




あああ。


この記事、外出先から書いてるんだけど、

りくにめっちゃ会いたくなってきたー!!!





もう帰る~!ピュ~