手短に話すことじゃないけど、
手短に話しますね。
「アトピー性皮膚炎」は、
近年までその原因が解明されていなかったのですが、
いつだっけ?先月かな?
ニュースで見たんだけど、
ついに解明されたと発表されたんですよ。
これまで、
「遺伝」や「アレルギー」からの発症が有力とされていたのだけど、
その内容は、これまでの治療法が覆るほどのものでした。
「黄色ブドウ球菌」
この菌は、
もともと誰でも持っている「常在菌」で、
主に皮膚や鼻腔、腸内で繁殖します。
とても繁殖力が強く、
高濃度の塩分で浸しても普通に繁殖するんだとか。
1粒が、
たった一日で数千万個に増殖するほど。
アルカリに強く、酸性に弱いという特徴もあって、
健常者の場合、弱酸性肌な場合が多く発症しにくいのですが、
アルカリ体質な人は注意が必要そうです。
だからと言って、
酸性体質が良いわけではありません。
酸性体質だと、
血流が悪くなったり、疲れやすかったりと、
別の弊害が待ち受けています。
以前のアトピーの認識では、
アレルギー対策としての食事療法も有効とされていましたが、
こうした「体質」を考えての食事選びも大切になってくるかもしれません。
先ほどもも言ったように、
どちらかに偏らせるとおかしくなるので、
バランス良くどちらも摂取しながら、
少し酸性が勝つくらいがいいかもです。
ようは何故アトピーが酷く、
継続してしまうのかというと、
繁殖しやすい体質の人が皮膚を引っ搔いた場合、
その傷口で猛烈に増殖し、
その掻いた爪で他の箇所を掻く。
これが延々と続くため、
エンドレスに全身くまなく蔓延してしまう。
子供なんて体が柔らかいですから、
痒ければどこでも掻くことが出来ます。
大人になると身体が硬くなって、
掻けない所も出てきますから、
そうした部分だけアトピーを回避出来てたり。
そういうことありませんか?
まぁ、
アトピー中にいきなり体質改善が可能ってわけではないですから、
とりあえずの対処法としたら、
化膿止めや、痒み止め、炎症を抑える薬、
このあたりが有効で、
爪も短く切って清潔にし、
痒いときにはタオルなどをかけて、
直接掻かない努力も必要かもしれません。
もし子供がアトピーの場合、
「掻いちゃダメ!」というのは酷な話ですから、
タオルをかけてさすってあげるというのも、
スキンシップとして心身ともに平和かもしれません。
黄色ブドウ球菌は酸性に弱いですが、
現在最も有効とされているのが、
「ティーツリーオイル」
植物アロマオイルです。
普通にアロマショップに売ってて、
LUSHでは「ティーツリーウォーター」を売ってたかな?
化粧水としても、とてもサッパリします。
ティーツリーオイル自体は、
直接肌につけても問題の無い精油で、
オーストラリアの原住民アボリジニなんかは、
太古の昔より、怪我の治療や感染症の万能薬として使っていたほど。
アロマとしても清涼感のある香りですから、
痒くてイライラしてる時なんかに丁度良さそうです。
「ティーツリーオイル」byアマゾン
なんにせよ、
食事に対して闇雲に神経を使っていた療法から比べると、
随分と分かりやすくなったと思います。
愛情を持って接すれば治りが早いというのは、
昔も今も変わりないですけどね。