ちょっとビックリしたのでご報告。

先に正解を言っておきますか。


日本赤十字社が転売する、

献血400ccのお値段・・・

























18000円











「献血」したことありますか?

えこは2度ほどしたことがあります。


そのどちらも待ち合わせで暇だったから。


ようは何の気無しのボランティア。

「ジュース貰えればいっか~」みたいな安易な感じ。



めちゃくちゃ子供じみた事言ってもいいかな?w




赤十字ってユニセフとかWHOとか、

ああいうボランティア機関だと思ってたんです。


マークもスイスの国旗と似てるじゃないですか。

スイスも中立国ということで公平なイメージだし、

なんとなく平等に医療を受けられるイメージというかね。



「日本赤十字社」




「スイス」





ようは、献血後のルートについて何の疑いも持ったことが無く、

まるで落し物を交番に届けたような、

一日一善な清清しい達成感を味わうだけで満足していたわけです。




ここからは大人な話。




所詮、慈善事業と言えど資金が必要なわけですから、

連続赤字でも叩き出そうものなら、やっぱり破綻の道を歩みます。


いくら利益を求めないNPO法人だとしても、

収益+国からの補助金を下回ると倒産します。



「ボランティア=0円で維持出来る」

という発想自体が恥ずかしながら「おこちゃま」だったってこと。




そもそも日本赤十字社の沿革はどうなっているのか。



民間企業でもNPO法人でもなく「日本赤十字法」という法律があって、

それに準じた「指定公共機関」としての社団法人というのが正解。


名誉総裁はなんと「皇后様」。

代々皇族の元に運営されているんですよね。


ちょと話が逸れますが、

天皇皇后両陛下は「日本の象徴」という単純なお飾りではなく、

国民の「父であり母である」という概念を忘れてはいけません。


そうした「国民は家族」という理念の中に、

年金や医療などの「相互扶助システム」があるわけです。



日本赤十字社は、国際法や国内法に基づいた、

国民の救済を「義務」づけられた医療機関。


輸血が必要な怪我人は貧富の差関係なく、

平等に速やかに輸血を受けられます。


だからこそ「献血事業」が、

日本赤十字社のみに与えられた特権というのも頷けます。


「お金ないの?じゃあ輸血は無理だね」


ってことが無いのは、そうした性質のおかげ。


盲腸の手術が300万円のアメリカとは大違いなんです。




献血400ccが18000円と聞いた第一感は、


「そんな高値で転売してるのにジュースだけって!」


みたいな。

そう思っちゃいますよね?



輸血を受けた場合の医療費は、

この2,3倍と言われていますから、



・400ccあげる→ジュースもらう



・18000円で転売



・怪我をする→輸血が必要



・400cc輸血→40000円払う



ってなるわけです。




まぁ、酪農家がコンビニで牛乳を買って飲むようなもの。




昔は「献血」と「売血」というのが明確に分かれていました。

昭和初期頃までは「売血」が盛んに行われていたようです。


今の価値で言うと200cc1万円くらいかな?


貧しい人が健康を無視して売血をしてくるのと、

そうした安易な献血は輸血用として使い物にならないことも多かったようで、

検査費用ばかりがかさんで破棄が多いということもあり、

売血は行われなくなりました。


ある意味、臓器売買と変わらないしね。



日本赤十字社の平成24年度の収支を見てみましょう。




収入総額の87%が献血の転売というのが確認できます。


え~っと、いくらだ?




!?


















約1440億円!





この図から、

日本赤十字社の言い訳が聞こえてくる感じがします。




「原価ゼロで仕入れても経費引くと赤字なんすよ!」




正直言って、図の右側の支出に関しては、

当たり前のように利権があって、無駄が多いのだろうと予想されます。


そして一見すると赤字に見えますが、

国からの莫大な補助金(税金)や、義捐金、寄付金等々もありますから、

実質赤字に転落したことは一度もありません。



あと、献血カーでよく耳にする、

「今は△型が足りません~」とか。


あれは本当に足りてないわけではなく、

「在庫として」足りないだけで、

不足しているわけではないんです。


血液は長期の保存が利く代物ではありませんから、

当然、使われなければ「破棄」されます。


もったいないとは思いますが、

これで初めて「平和」と言える状況で、

本当に足りない事態というのは、それはもうカオスなんです。


火事が起きないから、

消防署はいらないってのは違うでしょ?



でも、こうした破棄寸前の血液を、

民間企業に横流しをしている実情も囁かれてるわけで、

どこか影が見え隠れするのが気持ちの悪いとこ。





どうです?

こうしてズラズラ書いてますけど、

若干、支離滅裂なの分かりますか?w


こうやって書きながら、

献血に対しての「着地点」がまだ見えてないんですw




「大切なことなんだけど胡散臭い」

この一言に尽きる。






でも疑ってはダメ。

上記の一言をもっと削ぎ落とすとやっぱり、








超大切なこと

なんですよね。




お金ばかりに換算するような、

卑しい人間に成り下がってはいけません。




献血によるメリットはジュースだけでは無いのです。




・血液型を教えてもらえる

・血液検査で体に問題がある場合、教えてくれる




実はこの2点だけとっても、

通常は1~2万円も掛かるんですよ。


ですからボランティアや社会貢献としての献血ではなく、

「ちょっと検査したいけど」って人に献血は有効。


血液検査も本番同様の20項目以上からなる検査を行うのですから、

どんなウィルスも見逃しません!



「18000円!?」

なんてアホみたいに声をあげる人ほど、

実は「お得」に感じるんじゃないでしょうかw




他にもまだまだメリットはありますよ。




・血を抜くことで老廃物が抜けて健康になる




排泄・発汗でも老廃物を抜きますよね。

ようはデトックス。


デトックスの中でも献血はかなり効率がいいそうですよ。




・献血カードに登録すれば、家族・身内等々、優先して献血を受けられる

・輸血が無料になる




これも大きなメリットですよね。

保険としての意味合いはかなり大きいのではないでしょうか。



何年に一回更新とかあったと思うけど、

仮に5年に一回、18000円相当の血を献血しただけで、

全身の血液、総とっかえみたいな場合でも無料って。


かなりいいよね?



まぁ、そんな血ダルマな状況にはなりたくないけどw




そして、

都内日本赤十字社におけるイベントはかなり面白い。

献血バスではなく、各所にある「献血ルーム」ってやつね。



もし献血するなら「ルーム」がオススメ。



騙されたと思って、

このリンクをクリックして遊んでみて。


めっちゃ綺麗だから♪



>>献血ルーム3Dパノラマサイト<<




このルームでは、献血な人に様々なサービスを行っていて、

デートコースにしてもいいくらいの充実っぷり。



その一例を紹介します。



・ハンドマッサージ

・カラーコーディネート

・メンタルケア&アートセラピー

・マインドブロックバスター

・メンタルセラピー

・仏教占い、九星占い、タロット占い、手相占い、運勢占い

・ネイルカラー

・毛髪チェック



女子会前に献血とかお洒落かもしれない♪


これらのサービスは献血後の受付となっています。



秋葉原の未来空間っぷりが半端無い。




備え付けのPCも自由に使えて、

無料のwifiポイントまであるから休憩に最適です。


「休憩に来てください」って宣伝してますから、

堂々と入店すればOKです。


メイドさんが献血してくれますよ♪





渋谷のルームもかなりお洒落。




池袋もいい感じ。





他にも新宿や有楽町といった主要地域には必ずあって、

そのどれもがお洒落な感じに仕上がっています。


イベントは時期とかでも違ったりするので、

行く前には電話で確認すると間違いなさそうです。



これだけ揃ったメリットを見て、

まだ「18000円はボッタクリ」と言えますか?




一番大切な心構えは、

「誰かのために」。




とても大切なニッポン人の伝統だと思います。




さぁ、この夏は献血ルームで血を抜いて貧血になろう♪