今回は特定調停のメリットについて見て行きます。


大きなメリットの一つとして、借金の減額が見込めることと、利息のストップ、債務返済への明確化が行なえる可能性が高いということです。


但し、絶対ではないということは頭に入れておかなければいけません。



そして、他の手続きに比べてそんなに複雑ではないので、他の法的手続きよりも費用は安く抑えられます。


申し立てをする裁判所にもよりますが、一社あたり大体1000円程度あれば可能です。



そして申し立てをすると、以後調停期間内は支払いをストップすることができます。


調停期間ないに最低3回は裁判所に行かなければいけません。


そして成立するまでの期間が大体2~3ヶ月ぐらいなので、その間にある程度生活を立て直すことが可能です。



そして、自己破産などとは違って借金の種類は問われないという点もあります。


自己破産はギャンブルや娯楽などで作った借金は認められないのですが、特定調停は大丈夫です。



そして、官報に載らないという点もあります。


自己破産をすると、政府が発行する官報に記載されることになります。


ここに破産者の氏名や住所などの情報が載せられることになるのですが、特定調停の場合は記載はされません。



一般の人はこの官報はあまり目にしませんが、闇金や詐欺業者はこれらの情報を見て、ダイレクトメールなどを送ってきたりするので、そういった面での被害は防ぐことができます。



特定調停のメリットは様々ですが、デメリットももちろんあります。


次回はデメリットについて執筆していきますね。



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