最初に訪問したとき。


それはそれは穏やかな話ができた。


別名腹のさぐりあいともいうが・・・


彼の場合、転居したい症候群がある。


先制ジャブは彼が放ってきた。


「今のところには4年ほど住んでまして

また転居について相談させてもらいますわ(=⌒▽⌒=)」


「転居理由があるのなら相談にのりますよ(=⌒▽⌒=)」


数日後


俺が不在のときに不意にやってきた。


彼は担当不在時にSVを呼ぶ悪癖をもっており


そのときもSVが対応してくれた。


「俺君、彼が転居を希望してきたよ。やはり」


「やっぱりきましたか」


「そう。主訴はそうだった。しかし主訴にいくまでに

3時間しゃべり続けていたわ。

過去に転居費用の申請をして却下されたこととか

持論を展開しつつ延々とね」


「・・・お疲れ様です。」


「まあその話のなかで本人は気づいていない

みたいだったが理由として成り立ちそうなことを

ポロッともらしたからその話が真実ならばと前置きして

申請に必要な書類を集めるよう指示しておいたから」


「わかりました。」


本格的に彼とのかかわりのハジマリだった・・・