あれは忘れもしないワーカーになって


2年目の春だった・・・


しばらくの間、俺を人間不信にしてくれた


人がいた・・・


30代の母子家庭であった。


子供が6人いたが、父違いの子供達


だった・・・


生○会を通じての申請であった。


新規調査時の記録を読むと


当時の担当者の涙の痕が見え隠れした。


何せ、生○会に言っていることと


調査を進めていくうえで新たに発覚した


ことの矛盾の多さそれに対する受け答え


の曖昧さ・・・


新規調査の担当に聞いてみた


「14日でよく開始できましたね」


「いや14日では調査しきれなかったが

どっかから早く早くと急かされ上司に相談し

良い悪いは別にし、最低限の調査で見切り

開始した。あの世帯を全て完全に調査しよう

と思ったら3ヶ月つきっきりでもできるかどうか・・・

なにせ、一つの質問に対し答えが日によって

変わるから何が正しいか全くわからなかった

あの14日間は本当に泣けた。連日職場の

鍵を閉めて帰ったからね」


不安にはなったが


まさか自分もその状況になるとは


思いもしなかった