ある日の朝、一本の電話があった。


「転居先が見つかり、明日入居できるのです」


「(@ ̄Д ̄@;) ・・・費用は自分で用意するのですか」


「福祉のほうで何とかなりませんか?」


「・・・無理です。というか敷金を支給できる要件で

あったとしても、見積もりもない状態で、明日までに

支給するというのはありえないでしょう。」


「しかし、弁護士の先生に言われたのですが」


「誰に言われたとしても、担当に前もって

弁護士の先生に言われたと相談すること

くらいできるでしょう。とにかく時間的に

難しいですね。どういう意図で弁護士の

先生が言ったかは知りたいので、先生の

名前を教えてください。」


「今手元に名刺がないので、後ほど連絡します」



その日の昼・・・一緒に家を探すのを手伝ったと


いう訪問看護の看護師さんから電話があった。


「なぜ、敷金がでないのですか?

福祉事務所がお金を出すと言うから

家を探すのを手伝ったのですが

前任者から引継ぎ等きちんとできていない

のではないですか?」


とさもこちら側に非があるようものすごい


剣幕であった。


過去の記録から、彼女より報告や相談が


あったことがなく、前任者も聞いていない。


何より、私自身今日初めて転居の話を


聞いたわけで、具体的な見積もり等も


なく支給する、しないの判断はできないし、


それこそ、支給要件に該当しないような


人に対しても、支給するということになれば


納税者から理解が得られるとは思えない


ことを伝えた。


看護師側も、彼女からの説明で福祉事務所に


は話ができているものという勘違いがあったことに


気付いたのか、最後には福祉事務所側に非は


全くないことがわかったので、もう一度彼女に


確認するという返事までもらえた。



その後、弁護士からも電話があり、


明日支給するということは無理であるが


支給する方向で考えることが決まったが・・・



時間に余裕をもって、


報告、連絡、相談


することの大切さを再認識した日であった。