いよいよ付き添い当日。
ドキドキしながら親が来るのをまっていた。
来た。
どこにでもいるような感じだった。
ただ、知的障害があることは言動等
随所に感じられた。仮にMさんとしとく。
担当である先輩が、今日の行動について
説明していたが・・・
Mさんはというと完全に他人事といった
態度を全身から発散させていた。
公用車にて現地についた。
乳児院にて今までの状況を
ケースワーカー及び新しい施設の職員
Mさんに対し説明していた。Mさん以外は
皆真剣なまなざしであった。
そう俺は担当ではない付き添い、
Mさんは早く帰りたいという気持ち
2人だけのまわりの空気が違うのを
肌で感じとれた。
状況説明も終わり、子供に会うという
話になったが、そのときの彼の一言は
忘れられない・・・
「いや、いいです。それよりも早く
いきましょう」と・・・
ふざけるなと怒鳴りたい気持ちが
一瞬にしてマックスまで湧き上がったが
何とか抑えることはできたが、
彼に対する複雑な気持ちが入り混じり
次の目的地へと向かった。
つづく