ケースワーカーとして相手が困っているという事情は


十分把握しているつもりである。


しかし、困っているからといって、何でもかんでも


はいそうですかとはいえないことがある。


国民の税金を使っている以上、厳粛に法にのっとって


冷静な目で個々の判断を行う必要があると認識し


日々のケースワークを行っているつもりである。


前置きが長くなったが・・・




「受診のための移送費について、今後は支給することは

適当でないと判断いたします。」


「でも、私はあの病院がいいんです。」


「もちろん、あの○○病院が良いというあなたの希望

を無視するわけではありません。好きな病院を受診

すれば良いのですが、そのために支給はできない

といっているのです。」


「わかりました。」


やれやれ納得してくれたか・・・


次の日


「○健会の××ですが・・・担当の○○さんいますか」


「私ですが・・・」


「△さんに話を聞いたのですが、あなた、なんの権限

があって移送費をださないって言うのですか。

あなたは、△さんの状態をわかって言ってるのですか」


「えぇ、もちろん分かった上で、言っております。

△さんの場合、介護保険を利用するよう手配し、

当所としても、近くの病院に転院することにより

移送費の必要はないと思うため、△さんに説明

しました。」


「じゃあ、具体的に、○○病院以外で、△さんの

望む、治療ができる病院はどこなの?

それを探すのがケースワーカーの仕事でしょ

△さんにそれも伝えないなんて、あなた

ケースワーカー失格ね」


「(@ ̄Д ̄@;)」

えーっと△さんの家の近くの病院っていえば・・・

○○病院より大きな、我が県トップともいえる

某国立大学附属の病院があるのは、知ってますか???

それともあなたは、ご自分の系党の病院が一番と思ってますか

いかんいかん喧嘩腰で言ってはいけない

落ち着け 俺


「えっと、あなたに言ったことと、担当である私に対して

△さんが言った事に相違があるため、もう一度△さんに

真意を確かめます」


俺は、○健会になんと言われようが構わないが、


自分のわがままのために、どっちにも言い様に言う


ことに対し、激しい怒りを感じた。


ケースワーカーと被保護者との人間関係および


信頼関係があって、成り立つこの業務のはずなのに・・・



ムリがとおれば道理が引っ込む・・・


冗談じゃねぇー


長いものにはまかれろ・・・


ふざけんな


ケースワーカーの身分のみならず


一公務員として税金を預かる身として


市民に後ろめたさを感じる事はしない


そう誓った出来事だった。