彼は突然来所した。半年以上前担当していた彼だ。


今はもう、別の福祉事務所で保護を受けている。


彼が現在の福祉事務所にて保護をうけるように


なるのに、様々な困難を経ていった経緯がよみがえる・・・


そう彼は、元暴力団構成員であった・・・


覚せい剤で身を崩した典型的な状態で、現在も受診して


治療しているはずであるが・・・


んっ?少々目がすわっている?まあいい・・・


「どうしました?」


「聞きたい事があって・・・」


「なんでしょうか?」


「自分が今の居所へ転居するための費用について・・・」


Σ(゚д゚;) 終わった話ではないのか?半年前に・・・


まあ、いいか・・・・この気持ちが悪夢の始まりであった・・・


「転居費用が福祉事務所からでないことはおかしいと思う」


「その件については、転居しないといけないこととなったときに、

理由も述べ、説明した。その説明に納得した結果、あなたは

敷金返還を不動産屋に求め、新住居に入居するための敷金に

なお満たなかったため、追加費用まで家主にだしてもらったでは

ないか」


「あのお金はあくまで自分個人に対してでたお金であり

それを立て替えて今の住居の敷金として充てただけである・・・」


不当要求か?保護費をだせという・・・

もう一度きちんと説明しようか・・・


順序だてて説明する・・・

反論はない・・・


※「だったら、このときに転居費用としてこの返還金を充てなかったら

  どうなっていたのか」


「なぜ?」


「気になるから」


「もしも、・・・本来ならば、敷金返還金については、収入として

みることになり、保護費を返してもらう事になっていた・・・」


「・・・・」


「じゃあ、いまから敷金返還金を返せば、保護費で、敷金を

だしてくれるのか?そういう意味だろう」


Σ(~∀~||;) ありえねー時間を戻す事など無理なのだ


「無理です」即答


「そうしたら二重に取ることになるだろうが・・・」


「( ̄□ ̄;)・・・あなたの収入としてみていないのですが」


「あくまであのお金は自分が個人的にもらったお金だ」


「個人的に・・・」連呼する


「今日はいったい何の相談にきたの?」


「だから敷金の話」


「だったら、最初に説明したよね?」

もう一度最初から説明する

その前に応援を呼ぶ


反論はない・・・

※にもどる×3


「保護費を返せとはどういうことだ?」


「何回同じ事を言えば良いのでしょうか?」

冷静に冷静に・・・


「今、返せと言っただろう?」


「あなたの質問に対して、

本来ならばと前置きを

した後、答えた事であり、

実際にはあなたに対して

返還を求めた事実はない」ついつい大声になってしまった


「いったい何しにきたの?こちらに何を求めてる?」同僚の声


「だから保護費を返せということについて・・・」


「Σ(゚д゚;)」 そんな事実ないよ


「架空で実体のない保護費返還についての

 説明はもう無意味でしょう。

 実際に保護費返還は求めていないという

 事実がある以上、お話することはありません。

 本日はお引取りください」 冷静に・・・


「返せと言っただろうが~」大声で連呼してる


わが市では不当要求に屈しないため専門の担当課

がある。いつのまにか彼の周りをその人たちが囲んでいた。


「おぼえてろよ」


なぜ、質問に答えて論破したら恨まれる?

しかも、半年以上前の話で、そのときは

あなたは感謝の言葉を言っていたよね?

しかも、今はあなたと当所は全く関係ないよね?



あっ フラッシュバックか┐( ̄ヘ ̄)┌