妹が来所してくれることとなったある日


「お忙しいところ申し訳ないです」


「いえ、姉のことで何かあったのでしょうか」


いままでの一連の出来事を説明する。(約1時間)


「そうですか・・・最初はこの話はお断りしようと思って

いたのですが、今の話を聞いて少し考えさせてください。」


「時間的に考えていただける時間は一週間なのですが

よろしいですか?」


「かまわないです」


3日後・・・

「決心を決めて身元引受人となろうと思いました。」


「ありがとうございます」

「ちなみに・・・いらぬことですが、ご主人は了承されたのですか?」


「主人には話してないです。きっと理解してくれます」


「担当の立場としては、すぐにでも印鑑をおしてもらいたのですが

印鑑を押す以上、ご主人にも先に相談してもらってからにしてもら

えませんか。こちらがお願いする以上、万全の体勢でお願いしたいので・・・」

前回、面接時にこの妹さんの過去の出来事も聞いていたのでおもわず

口からでた言葉であった。


「おっしゃるとおりですね、一度相談します。」


「お願いします」気が変わりませんように


翌日

「印鑑を押します。」


ヾ(@°▽°@)ノ

こころの底からの笑顔がでた・・・


今後のことも協力してもらうこととなり、無事入所となった。


2年後の現在、あれから担当もかわってしまったが、

現在の担当が面接に施設を訪れた際、私へ伝言して

くださいとのことであった。


施設・・・妹は、ほぼ毎年気にかけて電話かもしくは

     施設へ訪れてくれる。昨年はついに主の母と

     の面接が実現できた。


妹・・・・・姉の表情が元の姉に戻っていっているみたい

     だったので母に合わせようと決心できた。

     当時住んでいた家だととてもでないが人間的な

     生活はできていなかったと思う。

     良い施設を紹介してくれて、これで姉も残りの人生

     規則正しい、人間的な生活ができる・・・と


※当時の家について、妹立会いのもと、処分を行っており、

 その際に妹が掃除も満足にできていない家をみて絶句して

 いたからこの発言がでてきたと思われる。



「ありがとう」

この言葉が聞けたときは、苦労が報われた気が

して、次も頑張ろうと思える。