福祉事務所に配属されてまもないころ・・・

同僚より、同行訪問を頼まれた。

了承したのち、どんな人のところに行くかを

たずねてみる・・・

「うーん・・・まあ行ってみてのお楽しみです」

同僚の顔は楽しむ顔ではなく・・・悲痛な顔である。


訪問すると・・・

その人が開口一番

「実は相談したいことがあって、来てもらったのだ」

「なんですか」小声

「保護費が無くなった(使い切った)、もう一度支給してくれ」

「∑(゚Д゚)」

「まだ・・・2週間もたってないのですが・・・」

「無いものはないんじゃ」

「何に使ったのですか?」

「何に使おうと、ワシの勝手だろうが~

福祉は困っている人を助ける事が

仕事だろう」

「現にワシが困っているのだから

何とか助けろ」

「( ̄□ ̄;)」

自分のことは棚にあげて・・・福祉についてご高説をたまわりましたよ。

もちろん無視してひきあげたのは言うまでもありません・・・