
身を切り刻むような寒さの今日この頃、
みなさん体調を崩されてはいませんか。
こんな話はちょっとアレなんですが…
先日ボスが急に体調を崩し、病院へ駆け込みました。
なんでも主な原因は、年末年始の度重なる宴会によるものだそうで、
要するに「酒」を飲み過ぎたのです。
この出来事を受け、僕の頭をある作家の名がよぎりました。
「チャールズ・ブコウスキー」

ビート・ジェネレーション以降のアメリカを代表する作家・詩人で、
酒・女・競馬を(中毒的に)愛し、
本人の破滅的な人生をそのまま生き写したような作風から、
カウンターカルチャーの代表的な存在として現在もカルト的な人気を誇る。
1994年3月9日、 カリフォルニア州サンペドロで白血病により死去。
確か、パンクじじいとか言われていたような…
とにかく生き様がぶっとんでいて、脳にガツンと衝撃を食らわせるような文章表現を使います。
ブコウスキーに出会ったのは大学時代に「パルプ」という作品を読んだのがきっかけで、
クエンティン・タランティーノ「パルプ・フィクション」の評論に、ブコウスキーの「パルプ」がしばしば引き合いに出されていたからです。
ではこの「パルプ」、どんな内容かというと、
アルコール中毒で、趣味が競馬のダメ探偵ニック・ビレーンに仕事が転がり込む。
仕事内容は狂気じみていて、死神からの人探し、赤い雀の捜索。
しかし、ダメ探偵なので仕事が出来ない。
通常、探偵というとハードボイルドでクールなイメージだが、
ニック・ビレーンは、類を見ないほどのダメッぷりを見せてくれる。
しかし、そのダメッぷりに事件の方がうんざりしたのか、勝手に収束していく。
…という、どうしようもない展開。
そのB級っぷりに、当時とんでもない衝撃を受けたものでした。
後々になって、彼の遺作だったと知る訳ですが。
それからは、
「町でいちばんの美女」
「ありきたりの狂気の物語」
「ホット・ウォーター・ミュージック」
「死をポケットに入れて」
「ブコウスキーの酔いどれ紀行」
と、むさぼるように読みまして、彼の唯一無二の世界観に浸っていました。
ウィキペディアによると、
ブコウスキーの墓には「DON'T TRY(「やめておけ」)」と刻まれているそうです。
これは、1970年代「シラケ世代」の先駆だった事を裏付けているのでしょうか。
ちなみにブコウスキー作品は、リサイクルショップでゴミのような値段で売られています。
お暇な方や、トイレに置く本を探している方は、一度手にとってみてはいかが??
