連休中は実家に帰って家の農作業の手伝い、
そして5歳の甥っ子と遊ぶ毎日。
甥っ子と遊びながら五感に完全によみがえったのは、自分の幼少時代の時間。
見渡す限り山と田んぼに囲まれた、超特級の田舎である我実家、
そこに住んでいる甥っ子の遊びと、私の幼少時代の遊びは、
30年もの時代を経ても同じだった。
沢ガニ捕り。
魚釣り。
農作業の真似事的お手伝いは多岐にわたる。
例えば、甥っ子は稲の苗に水をやる私と一緒にどうしても同じことをしたいと、
お花用の小さいじょうろを持って私を追いかけてくる。
(たまらなく可愛い)
農作業の邪魔になる石を拾って、片付ける作業、
小川に向かって石を投げて大喜び。
それ以外の遊びもまだまだある。
庭でパパと野球。
(甥っ子の場合は私と一つ違うのは、ゴルフの練習もしているところだ。)
そのほかに私は、山で木登り。
昆虫さがし。
(カブトムシもクワガタもデパートで買うなんて、なんのこっちゃ?と思っていた。)
山菜取り。(今の時期はタラの芽とワラビ。)
なんだかわからないけど、とにかく急な崖があったら昇り降り。
これまたなんだかわからないけど、草原を走りまくりゴロンと寝転んだり。
大声を出したってまったく近所迷惑にならないから、
全力で奇声をあげてみたり♪
私はこんなことを毎日繰り返して育った。
私の足腰が強いのは今に始まったことではないし、
もちろん少々の雑菌にはビクともしない、
この超抗菌ボディはこのような幼少時代で作られたんだなと改めて実感。
草の臭い、土の匂い、山の香り、
牛の堆肥のあのかぐわしい香り。
カエルの鳴き声、キジや虫の鳴き声、ウサギのうんちの形。
私の五感にどれも馴染んでいるものばかり。
私にとってはあまりにも当たり前の環境だったことが、
今はどんなに貴重なことだったかわかる。
こんな風に育ったんだから、私が今この歳になっても、
ワンパクであることは自然のなりゆき。
母親に
「あなたにお人形さんやぬいぐるみをねだられたことが一度もない」と言われた。
そりゃそうだろう。それ以上に面白い遊びが家の外に溢れいているんだから。
などなど・・・甥っ子と遊びながらいろんなことを思い出した連休中。
私は死ぬまでワンパクオバサンでいようと自分のトーン&マナーを
改めて設定したのでありました。