私が思う海外で住むということ。

 

それは

- 大切な人の大切な時にそばにいてあげられないかもしれないということ

- その国で亡くなるかもしれないということ、つまり人生を賭けるということ

- 両親ともに自分の家族を支えることに限りが出ること、でも自分の人生を自分の足で生きている感覚は得られるということ

- 自国にいつまでも自由に行き来できないかもしれないということ

 

自分の人生を責任もって生きるということはその他全てを自覚して生きていかなければならない。そして、これは日本国内に住んでいても状況によっては当てはまると考えられるが、自分の当たり前が通用するのでいくらでも手は打てると思う。

だけど、国外はそうはいかない。予想外なことなんて日常茶飯事。常識なんてないし、当たり前なんて通用するはずもない。

 

海外で住むことは煌びやかに見えるかもしれないけど、実際は弱肉強食。自分の身は自分で守らなきゃいけないし、みんな自分を世話することで精一杯。

 

憧れるのはとても素晴らしいことだと思うけど、その前に自分がその場所で何をしたいのか、どのような未来を思い描いているのか今一度できるだけ具体的に想像してほしい。できたらそれをメモに残して初心を忘れないでほしい。

その計画は予定なようで未定。だからいつでも計画変更だけど、自分の意思で変更してその状況・環境や人のせいにしないようにしたほうが後悔しない。自分の人生、自分しか責任取れないし。誰も世話をしてくれない。

 

だけど、海外に行くことで得られることもある。

- 英会話能力は生活する上で必須なのでコテンパンにやられながら少しずつ上げることができる

- 多文化の中で生活することによって視野が広がる

- 自分の知らない世界や予想もしない人たちともっと出会える

- 為替の状況によってはガッツリ稼げる

- 思いもよらない資格や仕事の出会いもあるかも?

 

などなどプラスも少なくはない。

そんな中で自分が何がしたいのか、何を重視して何が一番嫌なのかを考えていくことも重要だと思う。

やりたいことが多すぎるとどこから手をつけていいのかわからなくなる。優先順位をつけるためにも何が自分は嫌もしくは嫌いなのかを切り捨てることがポイントかも。

 

要は光り輝く一面もあるけどその光によって闇もあるよということ。

こんなに書いてるけどほとんど自分への忠告。油断すんなよってキメてる