備忘録さえも忘れてた凝視

 

カナダに渡航して以来、自分の人生の在り方や家族との関係性など考えることが多かった。

 

年齢的に結婚適齢期と呼ばれる時にあり、友人関係でも結婚・出産ラッシュ凝視 自分はといえば、カナダの学生生活がようやく終わりになり、これから国家試験という中、私のカナダ生活の中周りはキャリアを積み人生も次のステージへというタイミング。

 

自分が選んできた道だけどこれでいいのか疑問しかない日々。このままカナダでキャリアを積むのか?

これでいいのかなんて愚問を問い続ける日々。家族が欲しかったんじゃないの?でもカナダに渡って看護師になると決めた時点でおそらく今期は遅れるし自分の周りの人とは異なる道を歩むことになることはわかっていたはずなのにな昇天

 

私が思うカナダでの良い点・悪い点は。。。

 

GOODキメてる

- 多文化の中で生活ができ自分とは異なる視野・考えを持った人と出会うことができる

- 労働条件が良い合格(1シフト12時間、4日働いて5日休み)

- 働いている時の心地よいサバサバ感(いい意味でみんな他人に興味ない)

- 仕事量が日本に比べて少ない、かつそれに対しての給料が良い(検査出し、清拭を含む身の回りの世話、採血などは看護師がしなくても良い)

 

BAD悲しい

- 医療を適切なタイミングで受けるのが難しい(ファミリドクターorウォークインのクリニックに受診し、専門医への紹介をしてもらわないといけないため。さらに受診までの平均待ち時間は8-10時間。ERだとしても。)

- ビザを一生気にしておかなければいけない(移民の宿命。住民権を取得しない限り。)

- 家族と離れる&大事な人の冠婚葬祭の参加が難しい

- ボーナスはない

- 病院環境&高齢者施設での利用者としての環境はあまり良くない。最低限の支援が受けられる程度。

- 日本の健康保険がなくなり、一時帰国時には医療保険を手配しておかなければならない

- 療養&高齢になっても向こうの食事&言語

 

ざっとこんな感じかな。私にとって医療と食事が整わないのが解せない。。。

実際にカナダの総合病院や高齢者施設で働いてみて利用者としてはこの扱いを受けたくないと思った。ある人は日本でもピンキリやから変わらないと言われたが、流石にあの状況よりはマシなのではと思ってしまった。

私がいたところがたまたまそういった環境なのかなとも思ったが、医療の仕組みは変わらないため、自分が不調に気づいた時に受診できないのは不安な点。

改めてこれからのほとんどの人生、限られた時間の中でカナダの食事を取らなければいけないというのはやはりきつい。4年いて今更気づいたんかい!!というのは私が一番思っとるオエー

 

健康な間、働き盛りの年代にカナダにいるのは労働環境も仕事量もいいし人生謳歌できると思う。だけどやっぱり自分の家族も欲しいわけで泣き笑い

 

日本人以外の人とお付き合いするということは、

- 自分の文化・考えを当たり前と思わないこと

- 自分の考えを常に共有すること

- コミュニケーション命だということ

- ボケ・ツッコミという概念がないということ(これ私にとって重要だった)

全体的に日本文化を深く理解していない方という前提のもと。

 

日本人の方とお付き合いしてカナダにいるとしてもやはり医療の面、食生活の面は気になるところ。

おそらくカナダにいらっしゃる多くの日本人がそれをど返しできるくらいカナダの労働環境に満足しているのではないかと思う。

 

私の場合、日本で外資系に勤めることによって給料や労働面を整えることができ、なおかつ日本の便利な環境の中で過ごすことができるのではないかとは思った。

自分がどこに重きを置くのかを海外で暮らしたいと思う人は改めて考えておいた方がいいと思う。そして自分がどのように過ごしたいのか。はっきりとしたゴールじゃなくても何を大事に選択していきたいのかということは考えておいた方がいいかも。

もちろん、計算違いはよくあることで予定は未定。

その時に自分の方向性を変更したり、柔軟に考えることは必要。

 

日本にいるならば日本の看護師の労働環境を変えるように働きかけたい。

どう考えてもあの仕事量をあの人数で完璧にこなせというのは心身ともに疲弊し健康的に働けるわけない。

 

とりあえず、一区切りNCLEX頑張りましょうということで。真顔絶望しかねー。受かる気しないーーーーー。

いっぱい吐き出してスッキリ。またぼちぼちやってこか!!