おはようございます。キャサリンです(^o^)
 皆さんは誰かに相談事を持ち込まれた事がありますか。
 私は結構、多いですよ。それも意外なところからね。
 もう、10年以上前ですが、当日、私はシティーホテルの日本料理のレストランで受付をしていました。そのホテルは和食の他に、中華と洋食のレストランもありました。
 ある日、休憩室に行くと、見かけない女の子が、一人で中華饅頭を頬張っていたの。私、食いしん坊だから、「美味しそうなお饅頭だね。」って声かけたの。そしたらね彼女がそのお饅頭を分けてくれたんだよ。初対面の私に大事なお饅頭を分けてくれるとは!?(•ө•)♡
 私はありがたーく頂きました(^・^)
その後、たまたま、ロッカールームで、私の3つ隣のロッカーだとわかり、なんとなく親しくなったんだよ。
 その後、何度か、仕事の後に、彼女から、話を聞いてとお誘いされました。
 当日、彼女は中華の料理スタッフとして、入社したてでした。そのホテルは創業40年の中で中華の厨房に女性を採用したのは初めてだったので、彼女に対する、期待や注目度はかなり高く、先輩からのヤッカミもあって相当なストレスだったよう。
 同じ職場に心を許して話を聞いてくれそうな人は一人も居なかったと推察しました。
 今も昔も料理人の世界は、とても封建的な男性社会だ。うら若き乙女が馴染める環境ではないことは、手に取るように理解できた。
 そんな中で、悩みも打ち明けられず、毎日心細く、厨房に出勤していたのかと思うと、何とかしてあげたいと思うのが人情だ。
 何度か一緒にホテルの近くのパブで話を聞いて、彼女が笑顔になるまで一緒にいた。
 でも、その関係は永くは続かなかった。
 彼女が半年でホテルを去ってしまったからだ。
 当日の私は、話を聞いてあげるのが、精一杯だった。まだ、精神世界のことを何も学んでいなかったから。
 何も役に立てなくてごめんね。
 その後、彼女に会うこともないけれど、今も元気に鍋を振るっているのだろうか?
 今朝、突然彼女のことを思いだしたと共に、あの時、どう接して上げるのが、適切だったのかと考えています。