高慢と偏見③ | 一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

一年以内の結婚を目指している方を応援している結婚相談所

親しみやすく気さくな母さんのような「casan」が、
愛知、岐阜、三重、静岡県を中心に最幸のパートーナーとの出会いを紹介します。

こんにちは。
一年以内の結婚を目指している方を
応援している結婚相談所Casa結婚塾のcasanです。


100分で名著「高慢と偏見」
ガックリコリンズからのプロポーズ






エリザベスは、従兄弟のコリンズからプロポーズされます。

そこでエリザベスが彼に言い放ったお返事が痛快すぎます。

「プロポーズをしていただいて光栄ですが、

お断りする以外には考えられません」




それに対してコリンズは、

「存じ上げていますよ。
若いお嬢様は、プロポーズされた時、

内心は受けるつもりでも
はじめは一応断るものだということを


番組内ではコリンズの人物像を

期待通りの滑稽を絵に描いたような人物


と紹介されていましたが

的確!
そのまんま!

ピッタリの表現。

そして、
その返しで、
エリザベスが言い放ったことは、


「言っておきますけど!」
と声を荒げて

「私は本気でお断りしているのですパンチ!

あなたは、私を幸せにできませんし

ここは、勝気な性格でハッキリ物を言うエリザベスらしさが
感じられてスッキリします。

そしてこのつづきは秀逸、
さすが頭が切れる利口なエリザベスという感じです。

私があなたを幸せにできない人間であることは
確信しています」


ときっぱりと締めくくったのでした。


ちっとも男性(コリンズ)の気持ちも考えず…
エリザベスサイドの記事ですみません。




当時のイギリスの結婚事情と社会情勢の中に、

人間誰もが何かしら持っている

固定観念や偏見と高慢さ、卑屈さ、自惚れ、
自己嫌悪、猜疑心、虚栄心などの感情がジャマをして
誤解やすれ違いを生じ、
恋愛がうまくいかないことが描かれていて、

ムズムズ、
ヤキモキ、
ワクワク、
ドキドキしながら

最後は
(ジェイン・オンスティンの作品の多くがそうである)

ハッピーエンドで終わるからスッキリするんでしょうね。


誰だって

人が幸せになることを願っている!


のです。


最後までお読みいただきありがとうございました。