うちのB&Bには、セキュリティーボックスがあります。この間、お客様に、ここに、パスポートとか、入れておいたから、町歩きが安心してできてよかったと言われました。
そのときは、役に立ってよかったなぐらいにしか思わなかったのですが。
この前、クラーコに行く途中の国道で、税務警察が、車を止めていました。私の長いイタリア生活で、警察などに車を止めさせられたのは、ほんの2,3回ですが、止めているのは、結構、見かけます。
さて、今回は、珍しく、うちの車も止めさせられました。見せろと言われたのは、車の書類、運転していた夫の免許証、そして、同乗していた私の身分証明書。
イタリアでは、身分証明書を携帯するのが基本ですから、私も、犬の散歩のときでさえ、持ち歩いています。身分証明書は、市役所で発行してもらうものです。
でも、日本からの旅行者の場合は、身分証明書は、パスポートです。こんな場合に出くわしたら、パスポートがなければ大変です。自分が何者か、証明できないのですから。
そのほかにも、身分証明書のチェックがよく行われるのは、駅です。特に、外国人はよくチェックされてます。日本人はほとんどチェックされないと思いますが、もし、中国人と間違われたら、チェックされる可能性がありますね。
それから、国鉄の切符をオンラインで入手した場合、名前入りのチケットになりますが、その場合も、原則として、身分証明書をチェックされることになっています。実際に、そこまでチェックするかどうかは、わかりませんが、その可能性もあります。
あとは、たとえば、ターラントの国立考古学博物館で、写真が撮りたければ、身分証明書と引き換えに許可をもらえます。
銀行で両替してもらう場合も、身分証明書の提示を求められることもあると思います。
パスポートは、税関を通るときだけに必要なものではないのですよ。旅行中は、必ず携帯してくださいね。
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