かなだい全日本フィギュア優勝おめでとう!〜なんと愛らしい二人であることよ〜 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

哉中ちゃん、大輔さん、全日本フィギュア2022アイスダンス優勝おめでとうございます!

本当にハッピーな2022年クリスマス&年末になりました。

リズムダンス・フリーダンス共に一位の完全優勝、どちらも素晴らしい演技でした。

フリーダンスのラストはご愛嬌でございます!

 

まずは

【リズムダンス:Conga】

大輔さん曰く「前のめりになっていて鼻息が荒かったw」

はい、伝わりました!

アリーナのすぐ後ろのスタンド中央辺りにいた自分は後ろ向きのスタートポジションでキメッキメの悪い顔をはっきり見ておりました。

哉中ちゃん観客を誘うようにこっくりと頷いて(こりゃかましてくれますなっ!)とこちらも前のめりに期待が膨らみました。

 

ほんと「コンガ」というより「ふんがっ」って感じで。

ノッてましたねぇ、、、

ChRSは完全に音楽のスピードをものにしてリズムを2人がリードしている感さえあって余裕で踊っています。

GOEは5.10!当然でしょう。もっと出しやがれ。

カツァラポフ並みに荒ぶってツイズルを決めてからはもう安心して観ていました。

ダイスケ3rdツイズルのふんがっ感ときたら。

ありゃ鼻息を推進力に回転してますね。

ツイズルからPStへの繋ぎ部分、ジャッジ前でアピールする

「パパパ コンガコンガッ パパッパコンガッ

 レッパレッパ レパッパレッパ ・・・・」

のところ大好きなんです。

会社でもトイレに行くまでの共用廊下でよく歌いながらスキップしちゃう。

 

既にここまでの(マイアミビーチでもクラッチバッグ脇に抱えてるのかよ)的な胡散臭さに、脳天はやられています。

 

PStも安心感がありました。

昨季のソーラン節でつくづく思い知らされましたが、ここが最も2人の滑りの特徴が出ます。

昨年はブルースなのでより粘っこいヌメヌメした滑りでしたが、ほんとにエッジワークが滑らかで大輔さんの滑りがエロい。

彼の足さばきは氷から離れる際、毛筆のはらいのようにするんっと氷を撫でるんですよ。

ちゃんと滑り込んでくると、2人で滑ってもこの滑りが出てくるんです。

 

MiStはほんとに上手くなったと思う。

GOEが3.14!(円周率か)

3点以上付いたのはダンスデビューしてから初めてです。

元々かなだいの強みはステップでのGOEが2点以上付くところで、トップに昇るためにもここが3点台に乗ったのは嬉しい。

配信でみた振り付けからフレンズオンアイスではガラっとターンステップの順番が変わっており、更にスケアメでも順番を入れ替え試行錯誤していましたが、フリーダンスと比べてもだいぶこちらは身体に染み込んで滑っている感じですね。

 

大輔さんの凄さをここでも感じるんだけど、スケートがよく滑る、とスケートがよく走るの違いが分かるというか、PStでは滑らかにMiStでは氷を掴んで力強くスピードに乗って、繋ぎ部分はホップしつつ軽やかに、と滑りを使い分けています。

この辺りが緩急を生み出し、音楽の場面毎に多彩に表情を変えられる所以なんだろう、と思います。

 

ラストのRoLiは確かにこれまでより降ろし方がゆっくりなので、僅かなタイムオーバーかな。

 

いやぁ〜〜〜痺れた。

ただただかっこえぇ。

梨汁ぶっしゃー!的な何かが脳から出ましたよね。

作品の魅力は、昨季はパパシゼと二大巨頭だったけど、今季はブッチでございます。

平日木曜の試合ということで天井席までは埋まっていなかったけど、会場ほぼかなだいファンじゃなかろうか、というくらいのバナーの光景は圧巻でございました。

 

【フリーダンス:オペラ座の怪人】

もう、これは本当に素晴らしかったですね。

一本の映画を観たかのようでただただ感動して涙なくして観られませんでした。

ワンフットターン辺りからマジで泣いておりました。

 

会場で見ているからカウンターも無いけど、現場感でほぼ感じ取れるもんですね。

自分の感覚とプロトコルは齟齬がなかったです。

そしてスタートのコレオから、もう舞台を観ているようで気持ちが入っているのがあの広い会場でも波動で伝わるんですよ。

SlLi &RoLiのスピードと移動距離は凄い迫力でした。リンクを半周してる。

ツイズルもダイナミックでStaLiもいい。音にハマってる。

前半で体力消耗するのも分かりますよね、あのスピードだと。

 

大輔さん本人からが言っているようにワンフットターンは本人比で甘さを感じましたが、DiStではスピードも取り戻し、軌道の大きさとターンの粘っこさが目を引きました。

会場(スタンドほぼ中央)で見ていてとにかく(あぁ大輔さんの滑りだ、、)と震えるほど感動したんですよ。

怪我で心身共に傷つきながら、温かくも艶やかな滑りを見せた2013年ビートルズメドレーの時のような、彼独特の滑らかな美しさが二人の滑りとして表れていて、、、

 

今季遅いスタートからハリーケーンでリンク難民となり滑り込みが出来ていなかった「オペラ座の怪人」がついに美しい作品として完成しようとしている、、、

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁすてきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

泣けるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

 

 

 

 

からのあのラストでした。

もぉぉぉぉぉぉぉぉぉ乙女の純情を返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

 

でもね、もう泣き笑いで。

あの転倒で負けてしまう、とは微塵も思わなかったし、作品をぶち壊すほどの失敗にも思えなかったし、フィニッシュを気力で決めた後呆然とする哉中ちゃんと慟哭ポーズの大輔さんがもう、、

とにかくあたしゃ二人が愛おしくて愛おしくて、、、

たまらなかったよ。

(道化師のワンシーンではありません)

 

確かに失敗を笑ってしまうのは選手にとって如何なものか、なんだけど、哉中ちゃん自身も「もう笑うしかない」と言っていたように、あの転倒まで含めてあなたたちの「オペラ座の怪人」が大好きなんだよ、お疲れ!と会場が温かく見守っているようでもうたまらなくて

あたしゃ会場でゲラゲラ笑いました。

(表彰式では泣きましたのよ)

 

この前の全露でワリエワが珍しくショートでミスをして優勝できなかったのだけど、

「ショートのミスをくよくよせず信じて笑ってくれた最高のサポートに感謝」とコーチに言っていてね、

もうそんな感じよ。

2009年フィンランディア杯再び、でしたね。

 

(ごめん、かわえぇ)

 

動画のコメントを見ると転倒含めて演技に見えた、なんて言葉もあるし、

再生回数はかなだいがぶっちぎりで桁違いの数字を示していて、とにかく舞台を観ているかのようで涙が出た、感動した、というコメントで溢れています。

ちゃんと伝わっていて嬉しかった。

 

そしてさっきまでファントムの苦悩と孤独、クリスティーヌへの愛を狂おしい程に演じていたくせに

「あんた何なん???」

な、キスクラでの可愛い小動物っぷりをぶちかますところまでが大輔劇場でございました。

哉中ちゃんが実は「アニキ」なところもバレましてね。

お茶の間に皆さんもさぞ感情が忙しいことでございましょう。

 

そして結果は、優勝。

なんと幸せな全日本選手権だったことか。

なんと愛らしいカップルであったことか。

素晴らしい二つのプログラムを現地で観られたこの幸福を胸で温めています。

全国放送でないのは残念だったけど、ジワジワとこのプログラムの素晴らしさが広がっているのはとても嬉しいことです。

 

 

 

 

少しずつプログラムは仕上がっていますので。

あとラスト10秒よ10秒!

ダイスケ死ぬ気でお耐えなさい!

完成は4CCとワールドでお願い致します〜〜!