フィギュアスケート令和元年強化選手 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

この度、宅の高橋が特別強化選手に復帰しましたの、、、、、、言ってみたかっただけです。

 

 

4月に強化指定選手の発表があった際、大輔さんの特強指定について(やれ、何でおっさんを選んだ若手に譲れ等)一部でやんややんや楽しそうでしたが、

今回正式発表の名前表記順位にさえムキーっとなる方がいらして、ちょっと笑かしてもらいました。

ただの名簿じゃんびっくり

 

でもちょっともやっとしたのでデータにしつつ選考の在り方を考えてみました。

強化選手発表の表に、全日本選手権・全日本ジュニア選手権の結果を合わせて列記してみます。

 

 

こんなにしっかり強化選手の一覧を見るのは久しぶりですが、並びを見る限り基準大会があくまでも全日本選手権・ジュニア選手権だと分かります。

物事の選考基準というのは一律でなくてはいけません。大会の規模格式・ライバルの面子が違えば本人の調子やジャッジの結果も変わるのが採点競技です。

だから基準点となる大会を指定する。それが全日本選手権です。

ここに国際大会の結果・ワールドスタンディングが加味され世界舞台での実力が当然にモノを言います。

が、発表名簿の順としては、基軸大会での順位を尊重していて(当たり前ですが)それはとても良識的だと思います。

 

大輔さんの(休み明けにコーチと相談して)の発言で、4月で発表された時点では、強化選手指定を受けるかどうか(本人が競技生活を続行するのかどうか含め)、の点については未確定なのだと分かりました。

細田采花さんのように強化選手指定を受けて現役続行を決断する、というような意思決定のきっかけになる事もあるんですよね。

選手には選出してもらうという受け身の立場と、結果を出して自ら奪取する、という両側面がありますが

まずは「自分で掴んだ権利」なんですよ、これ。

 

特別強化選手に関しては、もう単純に全日本勝った順。強い順に上から拾ったよはい、ってな並び。

ただ、特別強化選手と強化選手Aの間には高い壁があるのかと。

ここには実績やパーソナルベスト、理事が試合で把握した本人の実力等の評価目安があるんでしょうね。

決して定員という人数の縛りではなく。

 

強化Aについては全日本と全日本ジュニアの結果をバランスよく見比べながら決定しているようです。

佐藤駿選手など全日本12位ですが、ジュニアでは高得点での2位しかもクワドジャンパーというポテンシャル。

草太君を飛び越えて強化A入りしています。

 

強化Bともなると、完全にジュニア選手を拾い上げるスタンスになっているようです。

全日本の順位判断ではなく全日本ジュニアの好成績者を優先しているのが見てとれます。

強化Bカテゴリーに於いて、強化を受けたいシニア選手の本当のライバルはジュニアの上位選手なんですね。

これによって、シニアカテの実力者佐藤洸彬君や日野龍樹君、本田真凜さんがこぼれ落ちてしまいました。

 

世界ジュニア金・銀メダルの真凜さんさえ選ばれないとは、なかなか忖度排除したシステム機能してると思いますけどね。

特に特別強化選手クラスでは「誰かが辞退したから追加する」ようなものではないでしょう。

 

 

自他ともに認めるおっさんであろうが、結果を出せばチャンスは巡るのです。

競技者として復帰した以上、掴んだチャンス手放す方が頭おかしいわ。

 

 

去年は応援するこっちも祭りだったしセレブレーションだったしちょっと浮かれポンチだったけど

今年は厳しいと自覚してますよ、マジで厳しいと思います。

本人が去年は運が良かったって言ってるのほんとだと思う。

 

まずは社会人選手としてお仕事(氷艶)頑張って。

殆どの選手が競技者として、だけで生きている訳ではありませんし。

 

そしてそのあとは存分に選手しちゃってください!!!