え～っと、深読みかもしれないんですけども・・・。
プリンスアイスワールド横浜、今年は２日間４公演でした。去年よりだいぶ少ない。
オリンピックイヤーでもあるので、五輪べストコンディションに繋げるスケジュールに、試合以外の「遊び」
や「ゆとり」そして「ショー＆イベント」の配分は難しいですよね。
大ちゃんも真央ちゃんもあっこちゃんも新プロなし。比較的時間に余裕があったと思われる町田君や彰生
君は凝ったプログラムを見せてくれました。
去年の「幻のsweat」もイリオモテヤマネコ見てきたような興奮と感動はあったのですが、今回の３プロ
「ピアソラ」「月光」「ストロール」のお買い得３点セットのような組み合わせも凄い。
今季のフリープログラム以外は、『ここでびしっと〆るぞ』、と。
フリー「道化師」は全日本での神演技ありましたしね
シーズンラスト国別で男子シングル１位、やり遂げましたし。
たぶん、完璧な演技がなかった「月光」と、ななみ先生への若干の贖罪の意味も込めた「旧ストロール」
どちらも中途半端で終わったようで、ここできちっと滑りおさめしたかったのかな・・・？？
気ぃ遣いの人ゆえ、旧ショートの「振付総取っ替え」みたいなことしちゃった事、たぶん申し訳なく思って
たでしょうしね。
「男のけじめ」ってやつでしょうかね。
（なんつて、PIWの他公演INしちゃってすべっちゃったりして）
今季は、シーズン序盤は悪くて、中盤GPFグッジョブ、全日本で神降臨、折り返しての本大会で失速・・・
という振り幅大きなシーズンでした。これらを思い返すと、ほんとにアスリートというのは１年通年で演技と
体を仕上げていく、という大変で難しい作業に挑戦してるんだなぁと思います。
でもこれで、オリンピックイヤー、気持ち切り替えてスタートダッシュきれるっしょ。
で、なになに？、今年は振付師３人で、合計４プロ作るって？？
＜ショート＞ 独創性と信頼の 宮本賢二
＜フリー＞ チャンピオンメーカー ローリー・ニコル
＜EX ＞ モロ モロ
で、え～じゃん。 けってぇ～～ 
でも、でも、あぁ夢よ再び・・・ ＜フリー＞ パスクァーレ・カメレンゴ～～ ぷりーず
カメ先生のプログラムで、会場が泣きじゃくるのを見てみた～～い
五輪は特別なんです。大輔の技術・表現力だけじゃ足りない。
プログラムにも「格」が必要なんです。
王者にふさわしいプログラム。
五輪という華やかな大舞台にふさわしいプログラム。
４年毎の人々の記憶に刻まれて、なお消せない感動を呼ぶプログラム。
これを手に入れて、極上に滑りあげたとき、初めてメダルがやってくる。
バンクーバーには、スペシャルな感動がありました。
フィギュア史上に残る傑作２編「eye」そして「道」、エレメンツこそ完璧ではなかったものの、そのプロが持
つ世界観は大ちゃんが見事に表現しきってくれた。
彼の集大成となるはずの３度目の五輪には、これを超えるプログラムが必要なんです。
愛弟子が人生最高の舞台に上がる時、自分のエゴを捨てて、「これこそがベスト」と言える勇気・男気・
そしてあなたの内に潜むポテンシャル、見せてくれよな、ニコライ。
最上のプロを用意してくれるのなら誰でも構わないのよ、本当は。
でもここ数年の、マンネリ、ごり押しが周りを不安にさせるのよ・・・
カメレンゴの作品、あっこちゃんの「O(オー）」、かなこちゃんの「ピアソラ」、ミハルの「鼓動」、
凡庸さを全く感じない彼の独創的な振付は、湧き出るような感動を与えてくれます。
大ちゃんの「eye」（これだけ宮本賢二先生だけど） 「道」 「ブルース」 は
皆、これまで見たことのないようなステップや振付表現。
そして奏でられた音楽との完全なるシンクロ。
これは大ちゃんの技術力・表現力によるところも大きいけれど、これこそが振付の妙、と言わしめる絶品
だった・・・。
どうか、”保険をかける”為にショート２、フリー２で準備するなら、もっと高い保険かけて～
あぁ、あっこ、かなこ、ミハル、ウィバ・ポジェ、あなた達の「亀連合」に大ちゃんも入れたって・・・。
お願いしる～～～
