そうやってWalkingを続けていることとは別に、新たな取組みも始まりました。(前回からの続き)

10月からほぼ毎朝30分のWalkingはしていたものの、3ヶ月経過しても体重に関してはやや減った程度でそれほど顕著な効果は現れませんでいた。年末年始は忘年会・新年会などの機会も多く、そもそも食べることも飲むことも大好きですし、朝30分Walkingも齋藤顕一さんが「前よりも飲んでるくらいですわ、がっはっは!」という説明を聞いて「これならできる」とやる気になった経緯から言っても、特に飲食で何かをセーブするという発想は持っていませんでした。

一方で、こうやって運動することの目的は「動ける身体にしたい」という想いであったことを改めて思い起こすとともに、歩き始めてすぐに、高校時代は陸上部で中長距離の選手であった自分のカラダが走りたがっていることに気づいたものの、今の体重で走ると足首と膝に負担がかかりすぎるので、6kg体重が落ちるまではウォーキングで辛抱しようと考えていたことを思い出しました。

「体重を落とさないと目的は達成できない」

改めてそう決意をして、どうやって体重を落とすかを考えました。もちろん無理をすれば続かないことも予想ができましたし、仕事上の付き合いもあるので飲む機会も少なくありません。そこまで落ちた体重は2kg程度でしたので、飲食する楽しみを奪わず、そこからさらに体重を落とすためにはどうしたら良いかを考えてました。

ふとテレビを見ると、「めちゃイケ」が流れており、ナイナイ岡村隆史がEXILEのコンサートに「オカザイル」として一緒にパフォーマンスをするにあたって、ダイエットをしている場面がありました。そこでしていた方法が、他の食事をとる前にボウル一杯の野菜サラダをノンオイルドレッシングで食べるということでした。それを見た瞬間「これならできる!」という思いと、野菜好きの自分としては「思う存分、野菜が食べられるぞ!」というワクワク感が湧いてきました。

早速、妻に依頼し、朝食を食べるときはサラダだけ、夕食もボウル一杯のサラダを食べてから他の食事をするということにしました。酵素や繊維質の働きによる効果もありますし、野菜をバリバリ噛んで食べると満腹中枢が刺激されるので、食べる絶対量が減少し、夕食では主食である米を殆ど食べなくなりました。

もちろん食事の楽しみを失うつもりはありませんでしたので、昼はご飯(炭水化物)もたっぷりとりますし、夜も外で食べるときは普通に飲んで食べていましたし、夕食でも米が食べたいなぁと思うときには食べることもありました。

結局、1月下旬から始めたウェイトをつけたウォーキングと、1月中旬から始めたこの食事摂取改善の効果で、なんと1ヶ月後には体重が5kg落ち、走り始めるときの目安としていた6kg減を越える、7kg減を達成し、いよいよ走ることへの意識が高まり始めました。

そんなときに1月に友人の丹ちゃんから「10kmマラソンに参加しないかい?」と誘われていたことを思い出し、これはいいタイミングかもしれないと、4月15日開催の「谷川真理テンケー(10km)マラソン」への申込をしました。

しかし、すぐには走り始めませんでした。(続く)