SRX600 (3SX) ステムベアリング交換(取付け) | かーぶのブログ

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ツーリングとバイクいじりのブログです。

なんとか取り外せたので取付に入ります。

取外しは、あれやこれやと道具探しでとにかく手間取った。


実質、丸一日費やすこととなった。

 




部品の調達と道具の準備。

 

 

いつものとこで、純正部品番号で発注。

 

 

2日すると、届く。

 

 

30年モノのバイクだけれどこーいった補修部品は出るんだよなー。

ヤマハの古いバイクは敷居が低くてありがたい。

補修部品の手配について、ホンダやスズキ、カワサキのってどうなんだろう。

 

 

ホームセンターの金物で即席圧入ツール。

 

 

 

ヘッドパイプに組むレースと、ローラーレースを挿入される側のアンダーブラケットを冷凍庫で冷やす。

ヘッドパイプはヒートガンで熱する。

 

 

ロアレース新旧。新は冷え冷え。

 

 

 

少しでも準備できることは準備した上で

 

 

 

上から締め込む。

 

ある程度沈んだら旧レース当てがってハンマー打撃。

斜めにならないように注意し、セオリー通り円周くまなく。


着座して打撃音が変わる。

 

ロアレース完了。

 

アッパー。

ちょっと締めては座金を打撃し、ナットを締め込む。均等に沈み込むのを目視確認しつつ着座まで繰り返す。

 

分厚い座金もこんな湾曲した。締込み力のみでは圧入ならず。

ハンマー打撃併用が有効です。

かと言って座金は役に立たなかった訳でない。保持してくれた。


ベアリングレースは冷却したけど、手際が悪くて常温化してしまい笑い泣きそこは有効ではなかったねー。

 

アンダーブラケットへの撃込みはSDR200のインナーチューブ(廃品)。

 

気持ち悪いぐらい内輪にフィット。もはや、特工。SST。外しにも組付けにも欠かせない道具。

 

着座した。

 

シルコリングリスをぐりぐり塗り付ける。

 

そして組付け。

 

 

3.8キロで締込んだのち緩め、0.6キロで締め付ける、とある。

でも、「ステアリングナットホルダ」ってレンチが無い、、、ガーン


フックレンチで感覚的に調整した。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=yRO4RbD0dPY

 

 

 

 

整備済みのフォークを組み

トップブリッジとクラウンナットを仮締め

ハンドルスペーサとハンドルも仮締め

前輪、キャリパー、フェンダー、スタビ組んで本締め。

ライトステー、ライトケース、ハーネス結線、ライトレンズ組んでクラッチワイヤーとレバーを接続。

 

 

 

 

前輪浮かせ指一本でハンドルを軽く切れる感じ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=MpubrpczMLk

 

 

 

 

 

軽く試走にVT250Fと。

 

 

 

組付け忘れ、締め付け忘れが無いか慎重~に。

両手両足、ニーグリップの膝とくるぶし、シート。

異常振動や異常音の有無を、五感でチェック。

ハンドリング良好!!!

 

手放し直進〇

セルフステア〇

ブレ無し

ガタツキ無し

リーンがキマる!!

 

 

 

 

SRX600、野に復帰!!です笑い泣きウインクニヒヒ真顔チョキ