なんとか取り外せたので取付に入ります。
取外しは、あれやこれやと道具探しでとにかく手間取った。
実質、丸一日費やすこととなった。
部品の調達と道具の準備。
いつものとこで、純正部品番号で発注。
2日すると、届く。
30年モノのバイクだけれどこーいった補修部品は出るんだよなー。
ヤマハの古いバイクは敷居が低くてありがたい。
補修部品の手配について、ホンダやスズキ、カワサキのってどうなんだろう。
ホームセンターの金物で即席圧入ツール。
ヘッドパイプに組むレースと、ローラーレースを挿入される側のアンダーブラケットを冷凍庫で冷やす。
ヘッドパイプはヒートガンで熱する。
ロアレース新旧。新は冷え冷え。
少しでも準備できることは準備した上で
上から締め込む。
ある程度沈んだら旧レース当てがってハンマー打撃。
斜めにならないように注意し、セオリー通り円周くまなく。
着座して打撃音が変わる。
ロアレース完了。
アッパー。
ちょっと締めては座金を打撃し、ナットを締め込む。均等に沈み込むのを目視確認しつつ着座まで繰り返す。
分厚い座金もこんな湾曲した。締込み力のみでは圧入ならず。
ハンマー打撃併用が有効です。
かと言って座金は役に立たなかった訳でない。保持してくれた。
ベアリングレースは冷却したけど、手際が悪くて常温化してしまいそこは有効ではなかったねー。
アンダーブラケットへの撃込みはSDR200のインナーチューブ(廃品)。
気持ち悪いぐらい内輪にフィット。もはや、特工。SST。外しにも組付けにも欠かせない道具。
着座した。
シルコリングリスをぐりぐり塗り付ける。
そして組付け。
3.8キロで締込んだのち緩め、0.6キロで締め付ける、とある。
でも、「ステアリングナットホルダ」ってレンチが無い、、、
フックレンチで感覚的に調整した。
https://www.youtube.com/watch?v=yRO4RbD0dPY
整備済みのフォークを組み
トップブリッジとクラウンナットを仮締め
ハンドルスペーサとハンドルも仮締め
前輪、キャリパー、フェンダー、スタビ組んで本締め。
ライトステー、ライトケース、ハーネス結線、ライトレンズ組んでクラッチワイヤーとレバーを接続。
前輪浮かせ指一本でハンドルを軽く切れる感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=MpubrpczMLk
軽く試走にVT250Fと。
組付け忘れ、締め付け忘れが無いか慎重~に。
両手両足、ニーグリップの膝とくるぶし、シート。
異常振動や異常音の有無を、五感でチェック。
ハンドリング良好!!!
手放し直進〇
セルフステア〇
ブレ無し
ガタツキ無し
リーンがキマる!!
SRX600、野に復帰です