今日の作品は、ハト―の透かし模様をいろいろなところに入れました。
先日、元TOKIOのメンバーが酒気帯び運転で逮捕されましたね。
横須賀には、日本で一番最先端の、依存症への治療をする病院があります。
全国からたくさんの方がいらっしゃいます。
海岸沿いなので、解放病棟の方は、海岸沿いをランニングされることもあります。
何年も前、知人のご家族がその病院にお世話になったと知りました。
アルコール中毒や、薬物、ゲーム、などの依存症は、
対処療法や、代替療法で、一生戦わなければならないのです。
病院に入れても、治ると勘違いされている方が多いので、
当事者のご家族は、患者と向き合いながら、偏見の目で見られ、
そして、患者がまた何かするのではと、夜も眠れないのです。
病院も、3か月したら、治療はここまでですと、退院を言い渡します。
その後のことは、周りの人で管理することになりますが、
家族だけでは、壊れた脳を持つ患者を扱うのはとても難しいのです。
社会福祉団体などの福祉の方に協力いただきながら、
苦しみ日々過ごすことになります。
事件を起こしたことをきっかけに、病院もある一定期間退院期間があると
再入院させてくれますが、そうでなければ入院はできません。
医療報酬の関係があるからです。
ですから、今回の元TOKIOのメンバーの交通事故のようなことは、
起こるべくして起きたように思います。
ご家族も、病院や施設に入れることが当面できると、考えてらっしゃると思います。
プレゼントを家族に届けようとしていたということですが、
家族を思いやる気持ちがまだあり、支援も感じてらっしゃるからの行動だと思います。
ただ、
何かの依存で、壊れてしまった脳は回復しません。
そこは、社会であまり認知されないが故、患者やご家族のサポートではなく、
健常者の事故と同じように扱われることに心が痛みます。
人権ということで、患者を鎖に縛れないのです。