1年前の今日、3月11日に

私は卵巣癌の摘出手術のための

入院をしました。

 

その日は、8年前に

東日本大震災が起こった日。

何かを感じずにはいられない日。

そんな日に入院となったのです。

 

幸い、私が住んでいる地域は

沿岸部ではなかったので

大きな被害はありませんでした。

 

でも、あまりに被害が甚大だったため

自分たちが大丈夫だったからよかった

なんて決して思えない状況でした。

 

確かに自分たちの生活も

1~2ヶ月くらいは、

大変なものはありました。

でも、ご家族や家、生活の全てを

奪われた人たちに比べたら

そんなこと

たいしたことではありませんでした。

 

何かできることはないかと

周りの人に声をかけたり。

逆に周りの人からも声をかけられ

情報交換したり。

そんな時を過ごしていました。

 

当たり前のように

昨日と同じような今日を

過ごせていたこと。

それがどれほど貴重なことだったのか

思い知った出来事でした。

 

そして、8年後のその日

手術のための入院。

 

手術が終わって

歩けるようになるまではと

重症患者用の個室に案内されて・・・。

 

病室で、2時46分の

発生時刻を迎えました。

黙祷をしながら、

見守ってくださいとお願いしてました。

 

それから1年経った今日。

東日本大震災から9年経った日。

たくさんの人のお蔭で

生かされている私。

 

調子にのって

忘れてしまう時もあるけれど

当たり前の生活の大切さを

病気になる前よりもは感じて

暮らしています。

 

自分の入院した日と

東日本大震災の発生日である

3月11日。

昨日と同じ今日があることに

感謝する日。

当たり前の生活の大切さを

確認する日。

一生続けていきます。

一生忘れることなく。

 

今では、ちょっとした地震でもびっくりして

吠えたりするのに、

その日は、吠えもせず、

微動だにしなかったそう。

よっぽど怖かったんだね。

 

 



いまだに4万人を超える人が

避難生活を強いられている現状。

被災された方々に

1日も早く安息の日々が訪れますように

と心から祈ります。

 

東北住みでなくても、

ブログで東日本大震災の記事を

書かれている方もいらして。

風化なんかしていないと

嬉しく思います。

 

今日も最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

m(__)m

 

よい1日でありますように。