今日からリアルタイムでは１０月。
早いもので、今年ももう３ヶ月と
なってしまいました。
消費税も１０%になって、
時の流れを感じます。
なんか、早い
入院をしていたのは、今年の３月。
最初は、重症患者用の個室でしたが
何日かして、大部屋に移動に
なりました。
多分、3月15日くらいの事。
入院してから、もう４日経っていましたが
まだ、シャワーなどは自分では無理な
状態。
体は、毎日暖かいペーパータオルで
拭いていましたが、
髪の毛は、洗っていなくて。
この日に看護師さんに髪を
洗ってもらいました。
美容院以外で、人に髪を洗ってもらう
なんて今までなかった。
看護師さんに感謝したのはもちろん
のこと、同時に看護師さんって
大変な仕事だなと、痛感。
その節は、ほんとうにありがとう。
そしてその日は執刀医=主治医からの
抗がん剤治療についての説明。
先生は、最悪の場合も踏まえて
説明をされるので、
副作用について、かなりひどい状態
になってしまった例までも、話をされて。
初回ケモは、様子をみるために
入院で行うということで
４月の５日、６日で入院の予約を
してもらい。
私の病院は、２泊３日ではなく
一泊入院でした。
病室に帰って、治療の同意書に
目を通していると、急に涙が出てきました。
今まで、入院から手術まで
流されるように治療を受けてきて
もちろん、手術もいやでしたが
癌なんだから仕方がない。
もう日程だって決まってたし。
今更やめられない。
だけど、だけど、抗がん剤は絶対嫌だ
って思うほど、説明された内容が
怖くて。
死亡例とか、長引く副作用とか。
泣いているときに、看護師さんが
体温、血圧測定のためカーテンを
開けて入ってこられました。
泣いている私をみて、
話を聞いてくれて、背中をさすって
くれて、励ましてくれて。
こちらは、シャンプーしてくれた
看護師さんとは、また別の人。
その節はほんとうにありがとう。
おかげで、無事ケモ６回終わりましたよ。
今までは気が付かなかったし
意識もしていなかったけど、
きっと私、今までだって
いろんな人にきっと助けてもらって
いたんだと、入院してわかった。
遅～～
病棟の主様は、
突然カーテンを開けて私のベッドまで
来て話を始めたりとか、
びっくりすることもあったけど、
なんかそこまで批判する気にもならず。
少しは成長できたのかな
って、私、Over５０ｔｈなのに。
今頃
でも、一生気が付かないよりいいよね。
手術から６日後、やっとご飯が
お粥ではなくなりました。