北澤エミリです。
思えば
中学生の頃は
私は少数派の意見で
とても生きにくいと
思っていました。
中学生の頃のことです。
たった１人の子と喧嘩をしました。
すると翌日になり
学校へ行くと
ケンカの相手が１５人くらいに
増えていたのです。
そして周りの子が
（私と話したこともないような子）が
一方的にその子の肩を持ち
「〇〇ちゃんが可哀想！謝れ！」と
私に言ってきました。
まるでドラマのようなシーンでした。
私が一人廊下に立ち、
正面には話したこともない子が
たった一人の喧嘩をした子を囲み
私の前に１５人が立っていて
私を責めている
結局大喧嘩になり
私はその時でも
自分の意見を主張しました。
「喧嘩の内容が
どっちが悪いと言う前に
あなたたちは関係ないから
むしろこの光景の方が
私が可哀想だ」と。
ですがその喧嘩の内容を聞いた
担任の先生までもが
「私が悪い」と言い出す始末。
後日私は引きこもることになり
先生から電話がかかってきます。
その時に
こう言ったのを
今でも覚えています。
「あなたは立派な大人かもしれない。
だけども先生としては失格です。」と。
結局この１件は
どう収集がついたのかさえ
今では覚えていません。
あの頃に
不公平だと思いながら
なんて卑怯なんだと思いながら
心にもない謝罪をしていたら
きっと私は
今でも後悔していると思いますが
あの時ははっきり言ったので
後悔はしていません。
ちなみに私と喧嘩したその子は
びっくりするくらいの
大きな家に住む子でした。
私は団地暮らし。
あんな大きな家に住んで
何がそんなに不安なのかな？と
心底思っていました。
私はちょうどその頃
父親を交通事故で
亡くしたばかりの時で
捉えどころのない感情を
どう表現していいか
わからない時でした。
母親は私に
泣いた姿を見せないし
これからの生活
どうするんだろう？と
幼心ながらに
思っていたことを覚えています。
それでも
まだ１２歳になったばかりの
中学生である周りの子たちは
容赦ありません。
父親を亡くしたことがない子
ばかりだったので
誰も私に同情など
してくれなかったのです。
むしろそのお金持ちの
たった一人の少女に
誰もが同情したのです。
今となっては
あの経験は
貴重だったなと
思います。
あの一件がなければ
私が都会へ引っ越すことも
なかったし
あんなど田舎で
自分の可能性を
潰すことも
なかったからです。
また、起業をすると
実は少数派の意見を
言える人でないと
うまくいかないのです。
なぜならば
起業をしている人が
少数派だから・・・
SNSの普及により
たくさんの人が
起業しているように
見えますが
現実はそうでは
ありません。
全体的な割合で言うと
８割の方が
お勤めだと言えます。
家から見える
電車は夕方と朝はいつも
満員電車です。
満員電車に揺られて
毎日毎日
会社へ勤めている方の方が
圧倒的に多いのです。
起業をすると
自分の意見が言えないと
うまくいきません。
もちろん
人に合わさないのではないですが
自分で決断し
他の誰もがしないような
決断・選択を
迫れることが多々あります。
そしてその時に
自分の直感を信じずに
多数派の意見に流されると
大抵ビジネスは
うまくいかなくなるし
後悔することにもなるからです。
ですが自分で選択して
失敗したことは
後悔はしないもの。
あなたにも
そんな経験は
ありませんか？
多数派の意見は
聞かない方が
起業は絶対に
うまくいきます。
日本では
とにかく
少数派の意見は
異端児だと
見なされやすいですが
私はそうではないと
思っています。
例えば１０人の人がいたとして
そのうち９人が
あなたと反対意見を持っていたと
しましょう。
自分一人が
反対意見で
討論をしていたら
大抵の人は
自分を曲げて
多数派の意見に合わせると思います。
そうではないと
折り合いがつかないから・・・
そしてめんどくさくなり
自分を曲げて
多数派の意見に賛成する。
このような経験は
多くの日本人って
あると思うんですよね。
ですけど
そうやって
自分の意見を
押し殺し続けていると
自分を見失います。
そして自分でも
どう思っているか？が
わからなくなるのです。
「あなたはどうしたい？」と
私が聞くと
「わからない」と答える人は
結構多くいます。
自分のことなのに
なぜわからないのかな？と
最初は思っていましたが
日本人の特性を考えてみると
その答えは自ずと見えてきます。
先ほどの中学生の頃のことを思うと
私は自分の意見を
主張したと思います。
はっきりと
日本では
そのような子は強いと
思われがちですが
よくよく考えてみてください、
１２歳で小学校から上がったばかりの私
父親が急死した私が
果たして強いのかどうかを・・・
自分を押し殺して
周りに合わせると
本当に自分がわからなくなります。
特に日本人は
正しい・正しくないで
相手をジャッジしがちですが
正確にはどっちも正しいのかも
しれません。
その中で
何か結論を出さないといけないこと
例えば会社プロジェクトの交渉などは
強引に進めるのではなく
双方納得する形で
お互いが納得する落とし所を見つけるまで
話し合いをします。
よくアメリカのドラマで
見かける光景です。
ですが日本ではあのような光景は
ほぼありません。
なぜならば・・・
皆自分を否定されることが
怖いからです。
ですが
はっきりと申し上げます。
自分を押し殺す方が
もっと怖いです。
自分が何を考え
何を思い
どう生きたいか？に
他人（世間体）のバイアスが
かかってしまうからです。
そして他人（世間体）が考える
良いであろうと思われる人生に
翻弄されていく。
自分はそうは思っていないのに・・・
気づいた時はもう老後です。
私はこのブログを
わざわざこんな長文を
朝から読んでくださるあなたには
そうはなってほしくないと
思っています。
自分の人生は
他の誰かが敷いたレールを
歩くものではありません。
周りから
「おかしい」と
言われたところからが
スタートラインです。
ちなみに私は
毎日満員電車に乗る日々が
当たり前と思わなかったので
今の私があります。
嫌なことを仕事にすることも
嫌な人と付き合うことも
安月給を受け入れることも
少ない休みを受け入れることも
違う考えを受け入れることも
全て当たり前とは
思っていません。
まずは自分が思う当たり前を
「でもそれって本当に？」と
疑うところからが
実は自分の意見の
スタートラインです。
ということで
朝から濃い話でしたが
参考になれば
幸いです
日本人がもっともっと
自分の意見が言えて
個性が目立ち
お互いに個性が受け入れ合える社会が
実現してほしい
そう思い活動しています
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