2月26日の読み聞かせは
「あながた生まれた夜に」
作:ナンシー・ティルマン
訳:内田 恭子
<ストーリー>
あなたが生まれた夜に、お月さまは喜んで微笑み、
お星さまたちがあなたを見たいようと、そっとのぞきこみました。
そして夜の風がこうささやいたのです。
「この世でたった一つの、あなただけの物語がはじまるわ。」
なぜならあなたのようなすてきな人は一人もいないのですから。
あなたの名前を聞いてホッキョクグマたちは夜明けまで踊り続け、
お月さまは次の日の朝までずっと輝いて
飛び去ってしまうテントウムシもいません。
だから、もしあなたがどんなに特別な存在なのか分からなくなってしまったり、
誰にどれほど深く愛されているか分からなくなってしまったら、
空高く鳴く渡り鳥たちの声を聞いてごらん。
あなたを想いながら歌っているのだから。
動物園で寝ているホッキョクグマたちを見てごらん。
あなたのために一晩中踊っていたのだから。
子どもにはもちろん、大人にも読んでもらいたい絵本ですね。
分からなくなったときこの絵本を読んで心落ち着けば。
誕生日が近い息子のために借りてみました。