1月13日の読み聞かせは
「ふじさんファミリー」
作・絵・宮西 達也
<ストーリー>
僕のパパは日本一のふじパパ。
隣にいるのが日本一のふじママ。
僕の名前はふじさんしろう。
もうすぐ赤ちゃんが産まれる。
僕は日本一のお兄ちゃんになるんだ。
そして赤ちゃんが産まれた。
可愛い女の子。
ご近所の山たちがお祝いに来てくれた。
みんなは赤ちゃんに夢中。
僕は少し悲しくなった。
その日からふじママは大変。
あやして寝かせたり、ミルクを飲ませたり
おむつを替えたり、赤ちゃんの世話でふじママはクタクタ。
さんしろうはつまらない。
「ママー、おやつちょうだい」というと
「ごめんね、赤ちゃんが寝るところだからあとでね」
「いやだ、いやだ、今おやつちょうだい!」
「あとでって言ってるでしょ!」
ママが目をつりあげて怒った。
またある日のこと、さんしろうが遊びから帰ってくると
さんしろうを見たママが
「こんなにどろんこにして。ママ洗濯大変でしょー!」と怒った。
さんしろうは「ママなんて大嫌いー!」と泣きながら飛び出した。
富士山のファミリー!?
宮西達也さん、すごい発想だなぁ。。。
この絵本、もちろん子どもにもいいんだけど
お母さんに読んでもらいたい絵本かな。
特に二人目の赤ちゃんができたお母さんに。
どうしても赤ちゃんのお世話が大変だから
上の子にかまってあげる時間がすくなくなっちゃうんだけど
それを上手に乗り越えられるカギをつかめれば。。。ね。
「ちょっとだけ」という絵本を思い出しました。