10月21日の読み聞かせは
「おへそのあな」
作:長谷川 義史
<ストーリー>
小さな小さな赤ちゃん。
今はまだお母さんのお腹の中。
だけど・・・。
お母さんのおへそのあなから見える見える。
お兄ちゃんが見える。
お姉ちゃんが見える。
お父さんが見える。
くんくん、良い匂い。
聞こえる聞こえるいろんな声。
おいで、おいで、産まれておいで。
おへそのあなから言いました。
聞こえないように言いました。
明日産まれていくからね。
とってもおススメの絵本。
特に、お腹に赤ちゃんがいる方におススメ。
赤ちゃんがおへそから見ている外の様子は
逆さまに描かれているんですよね。
そうかぁ、なるほど。と納得。
この絵本に出てくるお父さんは長谷川さんのようにも見えます。
メガネかけて、ウクレレ弾いて。
赤ちゃんが見ている部屋に飾ってある張り紙にも注目。
これはお父さんの目標でしょうか。
「赤ちゃんのために
禁酒は無理なので休肝日を
週2日とする。」
ですって。
無理なので・・・って言うのが笑けます。
こういう細かいところまで楽しめるのが長谷川さんの絵本ですよね。
最後の「明日産まれていくからね」っていう言葉、
すっごくステキです。
ぜひ、一度読んでみてください。